『Watchsend』はスマホアプリ上でのユーザー動作を録画し再生できるサービスです。
スマホのUIテストで思い浮かぶサービスは以前記事にもした『UIscope』です。
・スマホユーザビリティテストがクラウドで依頼できる『UIscope』
UIscopeはお小遣いを稼ぎたいテストユーザーにwebカメラを無償でレンタルし、動作しているところを
録画するというなんとも大胆かつシンプルにスマホのUIテストを実現したサービスですが、今回紹介する
『Watchsend』はアプリにtagを埋め込むだけでユーザーの動作を録画できるサービスです。
料金は月に100録画まで無料。500録画まで$19/月、3000録画まで$69、それ以上は応相談という料金体験となっています。
画面としては以下のように、録画したユーザー(session単位)単位にずらーっと並び、一覧上で
どのようなアクションをしたかがわかるようになっています。
動作を見たいユーザーをクリックすると動画が再生され何秒後にどのようなアクションをしたかがわかるようになっている。
動画はかなり荒いですがわからないレベルではないですね。
スマホのUIテストを低価格でやりたいというニーズはかなりあるし、今後どんどんニーズが強まってくると思います。
その時にこういう手軽にできるサービスがあると選択肢が増えていいですね。
ただUIテストってタスクを設定してそれが遂行できるかをみるのでそれがこのサービスでできるかが気になるところ。
そもそもUIテスト用のサービスではないのかもしれないがそうなると全ユーザーの動作を漠然と見てもあまり
得れる情報は少ないと思う。
録画できるのであれば解析用のサービスではなく、タスクに対してそれができるかを検証する
UIテスト用にサービスをシフトしていったほうがニーズがあると思いました。
この技術を利用してお小遣いを稼ぎたいテストユーザーが集まる場を作り、テストしたい人は自分のアプリに
tagを埋め込みそれをテスターがインストールするとタスクが表示されそれにしたがって動作してく。(Androidしかできないが)
こんなことができればいいよなぁ~。
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・手軽にアプリユーザーの動作を録画できる
【誰に提供するサービス】
・アプリ開発者でUIを改善しようと思っている人
【何を提供するサービス】
・ユーザーがどこで詰まっているか実際の操作画面を再生して確認できる
【解決する課題】
・アプリでひっかかるUIを把握できる
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
特になし
・機能の差別化
実際の操作画面を録画できる