結構昔からあったサービス『空想生活』を改めて触ってみた。
空想生活はユーザーがデザイン案や商品案をサイトに投稿し、それに対してユーザーが
欲しいものがあれば欲しいを投票するサービス。一定数集まり、バックアップする企業が
現れれば商品化されるという流れ。
コピーライトが2000年になっているので12年前にこのサービスが開始されたことに驚き。
今であればソーシャルファンディングなど、サイト上で支援を呼び掛け、資金を集める
サービスが注目されているが、12年前から同じようなコンセプトでサービスを運営し続けて
いる。
なんともまぁ先進的だったんだろう。FacebookやTwitterなどでソーシャルグラフが
理解され始めた今ならわかるが12年前の段階でサイトで意見を集め、商品化までしてしまう
という発想と行動力にはすごいの一言。
空想生活で商品化された商品を販売する通販サイト『cuusoostore』というサービスもある。
空想生活に関して言えば写真が大きく扱われていないため、なんかいいアイディアないかなぁ~
と探していてもちょっと探しにく印象がある。もっと写真などイメージを全面的に出すサイト
のほうが、印象に残りこれほしいかもと思うのではないかなぁ。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・商品を作りたい人にとっては、手軽に自分のアイディアに対してニーズがあるか計ることができる。
・商品化する企業にとっては、作る前からどの程度ニーズがあるか計ることができる。
【競合との差別化ポイント】
・Campfireは資金を集めることに特化しているが、空想生活はアイディアに賛同してくれる企業が商品化してくれるという点かな。
なんかこう昔に考え、実現していたサービスには頑張ってもらいたいものですよね。