今後の求人はこういう時代になっていくのだろうなとしみじみと感じたサービスを紹介。
今まで求人といえば企業が募集をし、そこに働く側が応募をして給料は企業側が決める
という流れが当たり前だった。
今回紹介する『developerAuction』は、自分ができることをプロフィール登録すると求人を
求めている企業がプロフィールの人物に対して落札をしていき、最高値を出した企業が
その人物との交渉権が得られるという新しい求人スタイルを提供するサービスになっている。
当然働く側は最高値を出した企業で働かないといけないわけではなく、いやだったら断れます。
このサービスのいい点は働く側からすると自分の価値を一番評価してくれる企業で働けるという点、
企業側からするとリクルーターに頼むより迅速かつ質の高いエンジニアを確保できるという点だ。
8月31日に最初のオークションが行われ、88人のエンジニアと142社のスタートアップ企業が
参加したらしい。そこで交わされた金額は3000万ドル以上だったとのこと。
参加したエンジニアが有名であれば企業としてもお金を出して取りたくなりますよね。
日本の大企業が軒並み傾いてる中、企業に頼らず自分自身の能力をいかに向上させていくかが
非常に重要だなと改めて思う今日この頃。こうした個人の能力と実績をもとに、企業側が人材に対して
オークションなどによって評価していく時代がやってきますね。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・働く側からするとより評価してくれる会社で働ける
・企業側からすると能力の高い人を効率的に獲得できる
前提として魅力的な会社と魅力的な人材のみが集まる場であるということ
ここは運営側の審査で担保する感じっぽい
【競合との差別化ポイント】
・オークションによって給料が決まるため、働く側としては自分の最高値が効率的に知れる点