一番安く売っている店を調べるには価格.comをみると思うのですが、価格でなくこんな商品
ないかなーと漠然と検索して色々なECサイトの商品をザザざっと眺めるということはなかなかできないと思う。
そんなECサイトのウィンドウショッピングができるサービスが『Flit Shopping』というiPadアプリサービス。
検索すると1000件余りのECサイトに検索条件をブン投げてその条件に当てはまる商品を
掲載してくれるらしい。
この検索技術は特許をとっているらしい。
わざわざ自分でECサイトを見つけないでいいのでウィンドウショッピングする人にとっては
非常に便利なサービスだと思う。
このアプリから商品を買うこともでき、買うとサービス側にアフィリエイト報酬が入るビジネスモデルになっている。
Pinterestも同じようなビジネスモデルで動いているが、Flit Shoppingは検索してショッピング
するというところがユーザーの動きとして違いますね。Pinterestはタイムラインに商品が
流れて気になったものをLikeする。Flit Shoppingはより積極的にショッピングをするために
検索をする。
本当のウィンドウショッピングの感覚に近いのはPinterestなのかな。こんな商品が買いたいというよりも
お店を眺めた時、偶然の出会いがあって気に入って商品を買うというがウィンドウショッピングの
感覚だと思うんですよね。
けどウィンドウショッピングができるというよりも、何かしら買いたいものがあったら、
Flit Shoppingで検索すると色々なECサイトからお勧めの商品を提案してくれるという
コンセプトのほうがわかりやすくていいか。
品ぞろとかではAmazonには勝てないので、Amazonが扱わないブランドなどがいっぺんに
検索できるといいかも。
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・知らなかったECサイトで知らなかった商品を偶然発見する
【誰に提供するサービス】
・あるカテゴリーでいいアイテムないかなと漠然と思っている人
【何を提供するサービス】
・サイトを越えて色々な商品が検索できる
【解決する課題】
・複数のECサイトで同じ検索を何度もやる必要がなく、一発で複数サイトを検索できることで
検索による手間を軽減し、知らなかったECサイトでお気に入りの商品を偶然発見できる
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットの差別化:おもにカテゴリー検索で横断的に商品を探したい人がメイン
買う物が決まっている人はターゲットではない
・機能の差別化:サイトを横断した検索が可能