以前手軽にPCサイトとスマホサイトが作れる『Zoho site』を紹介したが、今回紹介する『BiznessAPPS JAPAN』は、
Webアプリとスマホサイトが手軽に2つ同時に作れるというサービスです。
アプリが自動で作れて申請までできるというかなり気合の入ったサービスになっています。
手順は5つ。
1.機能を選択
2.コンテンツの編集
3.外観の編集
4.プレビューで確認
5.アプリストアへ発行
1.機能を選択
アプリ及びスマホサイトに表示する機能を選択するのですが、選択できる機能がかなり豊富です。
機能一覧
対象ユーザーが飲食関係などスモールビジネスを展開しているオーナーであるため、
地図、GPSナビゲーション、クーポン発行、ワンタッチコール、イベント情報表示、プッシュ通知
というO2Oには欠かせない機能が備わっています。
2.コンテンツの編集
1.で選んだ機能の詳細設定をここでやる感じです。
3.外観の編集
外観などのデザイン編集ができます
4.プレビューで確認
左がアプリプレビュー、右がサイトプレビュー
5.アプリストアへ発行
もろもろ必要情報を入力してボタンをクリックするとアプリストアへの申請が行われます。
統計画面も用意されていてダウンロード数が確認できます。
サイトなどはもはやHTMLを組んで作る時代ではないですが、アプリも自動で作れるのはすごいですね。
ただ実際にやってみた感想として結構作るのが難しいかも。特に日々忙しいスモールビジネスオーナー
の人たちが自力で作れるかというとちょっと難しいかもしれない。
料金は月額12,600円。払い続けてもらうためには売上という結果が付いてこないといけないので、
アプリ、サイトを作るだけでなく出店できるマーケットも用意できるといい気がする。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・アプリとスマホサイトを同時に作れる
【競合との差別化ポイント】
・アプリとスマホサイトが同時に作れ、スモールビジネスオーナー向けの機能が充実している点
オリジナルのプロダクトが作れるサービスは以前にも色々紹介しました。
・きれいな字で手紙を書いてくれる『letters.io』
・Instagramの写真で小遣い稼ぎ&オリジナルプロダクトが作れる『Instacanv.as』
・スマートフォンのカバーが作れる『Casetagsam』
・ソファーが作れる『STITCHTAGRAM』
・コースターが作れる『COASTERMATIC』
今回紹介する『MY TIROL』はイメージ通りオリジナルのチロルチョコが作れるサービスです。
チョコの組み合わせが自分で選べるようになっています。
選べるのはトップのチョコ、チョコの中身、ボトムのチョコとなっていて全部で625通りの味が選べるようになっています。
チョコの味を選んだあとは用意されている包装紙の中からどれにするかを選んで終了。
3種類のオリジナルチロルチョコを作れて、全部で30個、料金は2680円(税抜き)となっている。
包装紙も好きな写真で作れるのかと思ったらそこは用意されているものから選ぶようになっていてちょっとがっくり。
もし包装紙も選べればちょっと試しに頼もうかなと思ったのですが、チョコだけだとなんか
面白みがないなぁ~と思い頼むのやめてしまいました。
せっかくチョコの味が選べるので包装紙と箱に印刷する写真を選べるとよりプレゼントとして
面白いので是非その辺を実現してほしいと思いました。
自分で色々選べてオリジナルのプロダクトが作れるというサービスはプレゼントにもってこちだと
思うので是非ソーシャルギフトとかと連携してもらいたいですね。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・味わいたいオリジナルのチロルチョコが作れる
【競合との差別化ポイント】
・オーダーメイドのお菓子を作りたいと思っている人の選択肢の一つになる商品。
その人が他になくて『MY TIROL』を選ぶ理由はチロルチョコだからというブランドなのかな。
もうひとつ差別化ポイント欲しいところでしょうか。
昨日とかソーシャルギフトについて記事にしましたがついにFacebookが『Facebook gifts』という
ソーシャルギフトサービスを開始するようです。
今までのソーシャルギフトサービスの記事は以下
・カタログギフトが作れて送れるサービス『gift Kitchen』
・タダでプレゼントが送れる!?ソーシャルギフトサービス『Bappy!』
・無料でプレゼントが送れる『Wrapp』
・みんなでお金を出し合ってプレゼントが送れる『BIRTHDAY CLAPPER』
・住所知らなくてもプレゼントが送れる『mixiバースデー』
・スマホから手軽にプレゼントが送れる『Okkru』
Facebook giftsですがどうやら配送もやってくれるっぽいです。なので送る側が住所を
知らなくても送ることができます。
これはソーシャルギフト市場が大きく変わりますね。これまでのソーシャルギフトサービスは
Facebookにはできないポジションで勝負をしていかないと到底勝ち目がない状態ですね。
Facebookにはできないポジションってどこだろう?なかなか難しいなぁ~。
送るプレゼントでの差別化を考えるなら既製品やデジタルクーポンとかをプレゼントにしてしまうと
品ぞろえではFacebookには勝てないと思うので、以前から言っているクリエイターとマッチングして
オリジナル作品、例えば似顔絵とかがプレゼントできる仕組みとかどうだろう。
みんなでお金を出し合ってクリエイターにオリジナルのもの、世界に一つだけのものを作ってもらって
それをプレゼントする。Facebookがやろうと思えばできるか。むしろソーシャルグラフを利用できそうなので、
クリエイターとのマッチングとか得意そうだな。
巨人Facebookがソーシャルギフトを開始することで個人がプレゼントを送るという文化が
どこまで根付き、その根付いた文化の隅をつついて儲けられるサービスがでるか注目です!
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・手軽に友達にプレゼントを送れる
【競合との差別化ポイント】
・既に抱えているユーザー数の違い
ソーシャルギフトのサービスを以前にもいくつか紹介しました。
・タダでプレゼントが送れる!?ソーシャルギフトサービス『Bappy!』
・無料でプレゼントが送れる『Wrapp』
・みんなでお金を出し合ってプレゼントが送れる『BIRTHDAY CLAPPER』
・住所知らなくてもプレゼントが送れる『mixiバースデー』
・スマホから手軽にプレゼントが送れる『Okkru』
今回紹介する『gift Kitchen』はギフトカタログの中身を自分で作れて、それをソーシャルギフトとして
プレゼントできるサービスです。
サービスの流れとしては以下3ステップ。
1.カタログの中身を選ぶ
2.カタログのデザインを作る
3.カタログを送る
送り先はFacebook、Twitter、mixiかプレゼント先のメールアドレス。送るとプレゼントをもらった
人が欲しい商品を選ぶ。選ぶと送り主が決済をしてプレゼントが届くという流れ。
住所とかはプレゼントをもらう人が入力するため、住所を知らなくてもプレゼントできます。
カタログの中身はamazonとgift Kitchenオリジナル商品から選べる感じ。
カタログの中身を自分で選べるというのは今までのソーシャルギフトにはなかった点ですね。
決められた商品を選ぶか決められた商品カタログを選ぶという形だったのをより相手が
喜びそうなものを送れるようになっています。
カタログのデザインも選べるようになっている。
ただ実際にどんな商品があるか見てみましたが何かピンと来るものがありませんでした。。。
商品ラインアップについては今後に期待ですかね。
ギフトサービスで重要な要素は、送ろうという最初の敷居をいかに低くするかかなと最近思います。
敷居を低くするポイントは手軽さと料金。送るのに結構操作がかかると面倒でやらないと思うので、
理想はお誕生日おめでとうボタンを押すとプレゼントが送れる仕組みぐらいがいい。
そういう意味では自分でカタログ作ってというのもいいですが、アイテムが決まっていて
これ送ります!!というほうがシンプルでいいかも。
あとは料金ですが500円で手軽に送れるプレゼントが充実しているほうがうける気がする。
あまり高いと本当に仲のいい人にしか送れないし、受け取る側のことを考えるとあまり親しく
ないのにこんなのもらっちゃってちょっと気が引けるとかある気がする。その点ワンコイン
ぐらいであればノリで送れてよりソーシャルギフトが活性化するのではないだろうか。
ソーシャルギフトサービスが出てきているがどこもまだ成功している感じではないので、
是非盛り上がってもらって個人間でのやりとりが活性化するような世界になっていってほしいですね。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・カタログを自分でつくれることでより相手にあったプレゼントを送れる
【競合との差別化ポイント】
・自分でカタログが作れる点
このサービスは儲かりそうです!聞いただけでこりゃ便利というサービス。
『Taxbird』は領収書を専用アプリのカメラで撮ると自動で仕訳処理した帳簿ができあがるというサービス。
その帳簿データから確定申告書類も出力できたり、他の会計ソフトにエクスポートもできる。
独自OCR技術を使って文字をデータ化しそれを目視でチェックしているため精度99.9%となるらしい。
こりゃ便利ですよ。誰もが領収書を手でデータ化する作業は面倒だと思っているし、特にスタートアップなんて
そんなことに時間を費やす暇はないので、安い費用で自動化できれば金払いますよね。
ちなみに料金は1980円/月。安いですよこれ。
サービスの流れ自体はシンプルなのでわかりやすいですが、サービスの全体像が
わかりやすい図があったので一応掲載。
なぜか左下から始まっている図なのですが、サービスの流れとしては
1.レシートもらう
2.カメラで撮る
3.仕訳された帳簿が出来上がる
4.帳簿管理して、確定申告書類を出力
機械だけでなく目視を入れることで精度を保ち、それによってB to B分野で勝負できるようにしている。
現状フリーランスに絞って展開しているが、11月上旬には企業向けの法人プランも提供予定だそうだ。
料金プランも手間を省くのに払いたくなるプランがそろっている。
基本プランは初期費用無料、月額1980円。
オプションが色々あります。
目視を二重チェックして正確性をさらに担保。これが980円
会計、法務に関する専門サポート。これが2000円
導入前の過去の領収書を全てデータ化する作業。これが5000円(一回限り)
レシート送ると月末に一括でデータ化してくれる作業。4000円
このほかにも色々オプションが作れそうなビジネスであり、非常にマネタイズとして
魅力的なサービスになっている。
立ち位置として既存の会計ソフトとバッティングさせていないところがさらにいいと思った。
あくまで領収書をカメラで撮るとデータ化してくれてその精度が99.9%ですよというところ
がコアであるため、そのデータを今使っている会計ソフトと連動して使ってくれても問題ない。
この立ち位置が獲得できるユーザーを大きくしていますね。
今後フリーランスだけでなく企業向けのプランが展開されていった時、どのようにサービスとして
対象を広げていくのか楽しみです。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・領収書から仕訳データを作成するためを省く
【競合との差別化ポイント】
・立ち位置が仕訳データの自動化であって会計ソフトでない点
・目視チェックを入れることで99.9%の精度を保証している点