このサービスは儲かりそうです!聞いただけでこりゃ便利というサービス。
『Taxbird』は領収書を専用アプリのカメラで撮ると自動で仕訳処理した帳簿ができあがるというサービス。
その帳簿データから確定申告書類も出力できたり、他の会計ソフトにエクスポートもできる。
独自OCR技術を使って文字をデータ化しそれを目視でチェックしているため精度99.9%となるらしい。
こりゃ便利ですよ。誰もが領収書を手でデータ化する作業は面倒だと思っているし、特にスタートアップなんて
そんなことに時間を費やす暇はないので、安い費用で自動化できれば金払いますよね。
ちなみに料金は1980円/月。安いですよこれ。
サービスの流れ自体はシンプルなのでわかりやすいですが、サービスの全体像が
わかりやすい図があったので一応掲載。
なぜか左下から始まっている図なのですが、サービスの流れとしては
1.レシートもらう
2.カメラで撮る
3.仕訳された帳簿が出来上がる
4.帳簿管理して、確定申告書類を出力
機械だけでなく目視を入れることで精度を保ち、それによってB to B分野で勝負できるようにしている。
現状フリーランスに絞って展開しているが、11月上旬には企業向けの法人プランも提供予定だそうだ。
料金プランも手間を省くのに払いたくなるプランがそろっている。
基本プランは初期費用無料、月額1980円。
オプションが色々あります。
目視を二重チェックして正確性をさらに担保。これが980円
会計、法務に関する専門サポート。これが2000円
導入前の過去の領収書を全てデータ化する作業。これが5000円(一回限り)
レシート送ると月末に一括でデータ化してくれる作業。4000円
このほかにも色々オプションが作れそうなビジネスであり、非常にマネタイズとして
魅力的なサービスになっている。
立ち位置として既存の会計ソフトとバッティングさせていないところがさらにいいと思った。
あくまで領収書をカメラで撮るとデータ化してくれてその精度が99.9%ですよというところ
がコアであるため、そのデータを今使っている会計ソフトと連動して使ってくれても問題ない。
この立ち位置が獲得できるユーザーを大きくしていますね。
今後フリーランスだけでなく企業向けのプランが展開されていった時、どのようにサービスとして
対象を広げていくのか楽しみです。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・領収書から仕訳データを作成するためを省く
【競合との差別化ポイント】
・立ち位置が仕訳データの自動化であって会計ソフトでない点
・目視チェックを入れることで99.9%の精度を保証している点