今回紹介するサービスはアプリプロトタイプが簡単に作れるサービス『Fluid』です。
アプリのプロトタイプが作れるサービスはだいたい自分でワイヤーフレームを何かしらのソフトで描き、
その画像をアップしてタップしたときにどの画面に遷移するかを設定するというのが多い。
以前紹介した『POP』も上記のような動作をするサービスです。
あとだいたい有料です。30日間の無料トライアルがあってその後有料となるのが多い。
今回紹介する『Fluid』は以下の点が他のサービスと違います。
1.無料でも期間なしに永遠と使える。ただし1プロジェクトしか作れなくてしかも1プロジェクト中の
画面は10ページまで。簡単なアプリであれば問題ないですね。
2.わざわざ自分でワイヤーフレームを何かしらのソフトで描き、画像をアップロードする必要がない。
予めAndoridやiPhoneのパーツが用意されているのでそれをドラック&ドロップしていくことで
画面を作ることができます。
このパーツがかなり豊富なためわざわざパーツ自体を作らなく済むのは非常に楽です。
3.実機で動きを確認できる
この3点は使う側からするとかなり嬉しいですね。小さなアプリでどのような動きにしたほうが
使いやすいかを検討するのには無料でいけると思います。そしてわざわざ何かのソフトでワイヤーフレーム
を描かないでいいっていうのは楽ちん。手間がかなり減ります。
プレビューがPC上でしか動かないようなサービスもあるのですが、『Fluid』は実機で動作を確認できます。
スマホアプリの場合、実機画面で実際に操作してみないと使いやすさがわからない点もあるのでこれはかなり嬉しい。
あとは一般的な機能として各パーツに対してタップするとどのページに遷移するかとかが設定できます。
ページ遷移するときのアニメーションの仕方で左にスライドするとかも選べます。
無料で永遠に使えて、パーツをドラック&ドロップするだけで画面が作れ、実機で動作が確認できる。
これを求めたら『Fluid』が一番いいと思います。
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・手軽で実機確認できるアプリプロタイプ作成
【誰に提供するサービス】
・アプリ開発者で手間無くプロトタイプを作り実機で操作感を確認したい人
【何を提供するサービス】
・アプリプロトタイプ作成の手間軽減と実機による操作感の確認
【解決する課題】
・アプリプロトタイプ作成の手間を軽減
・使いやすいUIを早い段階で実機で確認できるので、UI工数を削減できる
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
ユーザーの差別化は特にないかな
・機能の差別化
制限はあるが無料で使える点
パーツが豊富でドラック&ドロップでプロトタイプが作れる点
実機で確認できる点