『CGHUB』はレベルの高いCGが集まるコミュニティーサイトとなっている。
コミュニケーションがとれるForumだったり、皆が使っているツールが何かがわかるtoolsだったり、求人情報がある
jobsだったり、お題に対して皆が投稿しあったりと非常に盛りだくさんなサイトになっている。
驚かせられるのはその質の高さ。どうやったらこんな人たちが集まってくるのだろうか。どっかのCG会社と連携
しているのだろうか。恐らくCGクリエイターの人たちはこのCGHUBに登録して作品を公開することが一つの
ステータスになっているのかな。この状況になるまでにいったいどんな施策を実行してきたのかが非常に気になる。
考えるに成功要因はターゲットをCGクリエイターでとくに映画やTV、アニメーションやゲームなどのエンターテイメント
に絞ったところなんだろうな。
CGアーティスト同士で繋がりたい!抱える課題をネット上で解決したい!ということを常に考え、
それを実現する施策を打っていったのだろう。
その結果がForumだったり、使用しているツールの情報公開だったり、お互いに課題に挑戦する
challengesだったんだろう。
そのなかの一つで、恐らくマネタイズの一つになっている「CG Master Academy」との連携はいいですよね。
CGの有料授業をネットで受けられるサービスで、プロから教わるので、CGに興味をもったユーザーはこれに
結構ながれていくのではないだろうか。
2007年にCGアーティストたちが作り上げて今この規模。ぶれないコンセプトって一番重要ですよね。
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・CGに関わる人々と出会えてコミュニケーションが取れる
【誰に提供しているサービス】
・CGについてコミュニケーションをとり、課題解決や作品の紹介をしたい人
【何を提供するサービス】
・CGについての課題についてコミュニケーションをとったり、自己表現のために作品をアップしたりにつかう
【解決する課題】
・CGに特化しているため、CGについての疑問や課題について相談でき、解決できる
【競合との差別化】
・ターゲットユーザの差別化:
CGで映画、TV、アニメ、ゲームなどエンターテイメントに絞っている。
・機能の差別化:
formus,jobs,challengesなどCGに関わるコミュニケーションだけでなく、求人や皆で課題に挑戦とかができる