『Voip』は音声のクラウドサービスです。
以前同じようなサービスを紹介したことがありました。
ナレーターにも価格破壊!音声のクラウドサービス『VocieBunney』
今回のサービス『Voip』はオーディション型限定のサービスになっていて、例えば音声の仕事を発注
する側は試しに音声を入れてもらいたい文章を投稿します。その文章に対してサービスに登録している
声優さん達が音入れをします。発注側はその音声を聞いて気に入ればそのまま発注するし、気に入った
物がなければ発注しない、という流れ。発注しなかった場合は無料で使えるので、仕事を依頼するうえでは
非常にやりやすい仕組みになっています。
もともとこのサービスが作られたきっかけは、声優の仕事は一握りの有名な人にしかなく、他の人は
仕事がなくて困っているという課題を解決するために作られたサービスらしいです。
クラウドって安くするためのサービスという側面が強い気がしますが、こういう多くの人が仕事に
チャレンジしたいという課題を解決する!という側面がコンセプトになるのはなんかいいですね。
とはいっても仕事がないと声優さん達も集まらないと思うので、まずはどれぐらい音の仕事を
集められるかかが最初のポイントになるのではないかな。
以下、私が考えるポイント。
【コンセプト】
・有名でない声優でも音の仕事でお金稼ぎができる
【誰に提供するサービス】
・有名ではないが声優の仕事をしたいと思っている人
・安く音声を入れる仕事を発注したいと思っている人
【何を提供するサービス】
・音の仕事を声優さんに提供する
・音入れの発注を安くできる
【解決する課題】
・有名でない声優でも仕事を見つけ、お金儲けできる
・音入れの仕事をオーディション形式で手軽に発注でき、安くすますことができる
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化:
クラウド市場で言うと音声に絞った。
音声市場で言うとプロ声優でなく、どちらかというとアマ声優がターゲット
・機能の差別化:
webで完結できる。
オーディション形式のため、気に入らなければお金を払わないで済む