Grow!が投げ銭サービスを辞めましたが、その領域に挑戦するサービスがありました。
『Kampa!』は手数料無料で15円から50万円までカンパできるサービスです。
サービスが生まれた背景としては大阪のコワーキングスペース「オサカンスペース」で
実際にカンパの必要性が生まれて、それがきっかけでサービスを作ったらしいです。
サービスの流れとしては、カンパを受け取りたい人はamazonからカンパで買いたい商品を選びます。
選んだ商品の商品コード的なものを『Kampa!』に登録してひとまず終了。あとは誰かがサイトを見て、
カンパしたいと思ったら、amazonギフトカードでカンパをするというもの。
カンパに必要なのはメールアドレスだけ。amazonギフトカードはamazon上で決済されるため、
『Kampa!』側に決済情報を入力するということはありません。買ったギフトカードはメールで
送られ、そのメールはカンパ募集者、カンパした人にはわからないようになっています。
カンパする敷居は低くなるようにできていますね。
欲しい商品をamazonから選んでそれをamazonギフトカードでカンパしてもらうことで手数料を
無料にしたというのがこのサービスの特徴です。
考えましたね。カンパってなると今の流行りに乗ると有益なコンテンツに対してカンパしてもらうという
流れになりがちですが、あくまで欲しい商品に対してカンパをするということ絞っている。
amazonだったら何でもあるからな。
実際にどんな商品がカンパ募集されているかというともう色々。おなかすいたからカップラーメンを
カンパしてくれとか、コワーキングスペースでおいしいコーヒーを提供したいからコーヒーメーカーに
カンパしてくれとか。
さすがにカップラーメンをカンパしてくれという人にはカンパは集まっていなかったが、
コーヒーメーカーのようにカンパする人にもメリットが生まれるものに関しては結構集まっている感じ。
ファンディング系のサービスはカンパ(投資)の手軽さと投資することでのメリットがいかに訴求
できるかがポイントですね。
手数料無料でスタートした『Kampa!』ですが、無料と手軽さプラス投資するひとに対するメリットを
訴求しやすくできるようになると面白いなと思いました。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・カンパに対する手間の軽減
手軽にカンパを募集でき、カンパする人は手数料無料で個人情報を『Kampa!』側に
ほとんど入力することなくカンパできる
【競合との差別化ポイント】
・手数料無料
・amazon上で決済するため個人情報が取られるという障壁が低い