コンテンツの有料配信サービスは注目しているので以前にもいくつか記事にしました。
・コンテンツを買う時代は来るのか!?コンテンツの有料配信サービス『cakes』
・ブログ・メルマガを有料配信するプラットフォーム『ブロマガ』
・Grow!がリニューアル!ファンに対して有料コンテンツ配信ができるサービスへ
上記3つでもそれぞれ特徴があって『cakes』『ブロマガ』はまさにコンテンツを見たい場合はお金を払う方式。
Grow!はちょっと違っていてファンコミュニティー的なファンクラブに所属するためにお金を
払うみたいな立ち位置です。
今回紹介する『pheed』は無料でテキスト、音声、画像、動画、ブロードキャストが配信でき、
Twitterのように購読している情報がタイムラインに流れてくるのだが、流す情報を有料に
することができるという特徴がある。
情報の流し方はブロマガと似ていて場に集まって有料情報を流すのではなく、流れる情報をユーザー
がキャッチする形です。
タイムラインは以下のような感じ。
流せる情報に音声、動画、ブロードキャストがあるというのは流す情報の種類が増えていいですね。
最初サービスを聞いた時投稿ごとに有料、無料を区別できるのかと思ったのですが、
そうではなくアカウント単位で有料、無料を設定する形でした。R指定とかもできます。
この辺の設定は選べたほうが便利かも。アカウント単位で課金するのか、投稿単位で課金するのか。
以前にも書きましたがまずは優良なコンテンツを準備できるかが最重要。その次に重要なのは
ユーザーが販売者とどのような交流が図れるプラットフォームなのかということ。
ファンクラブを例にとるとわかりますが、ユーザーはその場に所属することで普通の人では
交流できない体験にお金を払う要素はかなりあると思います。ファン限定のコンサートとか。
そういう交流が計れることがコンテンツの質の次に重要だと思うのですが、そういう点で「pheed」は販売者と距離が近いサービスになっていくのがよいと思いました。
以下、私が考えるポイント。
【コンセプト】
・無料では発信、体験できない価値のある情報、交流をWebで実現する
【誰に提供するサービス】
・情報発信でお金を稼ぎたいと思っていて、ユーザーとの交流を計りたい人
・無料では得れない情報、体験できない交流をしたい人
【何を提供するサービス】
・価値ある情報でお金を稼ぐ方法とファンとの交流方法の提供
【解決する課題】
・無料では配信できない質の高いコンテンツを有料という形で手軽に配信できる
・今までインターネットでは取得できなかった質の高い情報と交流を得ることができる
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットユーザーの差別化:単純な有料配信ではなく、交流の提供、体験を求めているユーザー
・機能の差別化:音声、動画、ブロードキャストの配信が可能でTwitterのような交流が可能