以前タスク型のユーザビリティテストが手軽にできるサービス『ghostrec』を記事にしたが、
スマホアプリ、サイトに特化したユーザビリティがクラウドで依頼できるサービス『UIscope』が
リリースされたのでちょっと触ってみました。
動画はこちら
『UIscope』はスマホアプリ、サイトのユーザビリティを安く・早く・簡単にをコンセプトにしています。
実際にテスト依頼する際には3ステップを踏めば依頼できるようになっている。
1.テスト対象を選択
2.何をやってもらうかのタスク作成
3.ターゲット選択
具体的には以下のような項目を入力する感じです。
料金は1モニターにつき3000円。最低5モニターからの申し込み。
オプションも色々あります。
動画と録音をどうやって撮っているかというと、モニターがスマホを操作する際に、
自ら動画を撮ってそれをサイトに投稿してもらうという方法をとっています。
録画できるカメラがない場合、無料でレンタルしてくれるらしいです。
この辺結構アナログですね。アプリを録画するにはこの方法しかないのでしょう。
このサービスの特徴はスマホに特化している点かなと思います。スマホは画面が小さい分、
一歩間違えると非常に操作のしずらい画面になります。そのためユーザビリティテストを
して操作しやすいUIにしたいというニーズはPCよりも高い気がします。
あとモニターをサービス側で抱えており、テストするユーザーの選択できるのは大きいです。
ターゲットでない人ばかりだとせっかくのテストで有意な情報を引き出せなくなってしまいますからね。
こういう今まで費用がかかったり手間が多かった作業がクラウド的な依頼方式で手軽に
安くできるようになるのはいいですね。
以下は私が考えるポイントです。
【コンセプト】
・スマホのユーザビリティテストを安く・早く・手軽に提供する
【誰に提供するサービス】
・スマホアプリまたはサイト運営者
・お金を稼ぎたいユーザー
【何を提供するサービス】
・安くて早くて手軽なスマホのユーザビリティテスト
【解決する課題】
・スマホユーザビリティテストに関わる手間と費用の低減
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットユーザーの差別化:PCでなくスマホアプリ、サイト運営者
・機能:動画と音声の録画が手に入る点、アプリがテストできる点
Facebookキャンペーンが手軽に実施でき、参加した人の管理ができるサービス『モニプラ』をちょっとさわってみた。
モニプラのイメージはいいね!ボタンを押さないと見れないようにするとかFacebookページ
を色々いじれる機能を提供しているサービスのイメージでしたがキャンペーン実施が本筋なんですね。
Facebookのタイムラインに企業がやっている懸賞キャンペーンの友達が参加したとか流れて
くると思うんですがそういうのを簡単にできちゃうよというサービス。
できるキャンペーンがかなり多いです。
モニプラのアプリが出ていてそれをインストールするとモニプラ経由でキャンペーンをしている
情報が一覧で確認できます。
最近新たに提供を開始したキャンペーンが決まった商品を撮って投稿し、アンケートなど
キャンペーン条件に一致した行動をするとモニプラのポイントがたまり、商品に変えられるというもの。
企業としては自分のところの商品がFacebook上に流れるのでいいかもと思うんでしょうね。
できるキャンペーンのなかで一番効果がありそうだなと思ったのはスピードくじです。
以前zozotownが全員に割引クーポンが当たるTwitterキャンペーンをして、やたらとそのツイートが
流れていましたが、こういうすぐわかり、いくら割引のクーポンが当たりましたとタイムラインに
流れてくるのは宣伝効果としてはかなり高いと思います。
アプリとしてのインストール数は約25万、キャンペーン平均参加者数1200人とアプリ展開により
多くのユーザーにキャンペーンが行きとどくというところが結構な売りになっているようです。
低予算でFacebookのキャンペーンが実施でき、モニプラ使ったほうが多くの人にリーチできるので
あれば、企業としては使ってみたくなると思います。料金はお問い合わせくださいとなっており、
いくらぐらいなのか気になるところです。ターゲットは大手なので高いんでしょうねぇー。
以下は私が考えたポイント。
【コンセプト】
・Facebookを使った色々なキャンペーンを手軽にし、多くの人にリーチできる場を作る
【誰に提供するサービス】
・大手広報担当、大手マーケティング担当
【何を提供するサービス】
・手軽なFacebookキャンペーンの実施とアプリを利用しての多くの人にリーチできる場
【解決する課題】
・キャンペーン実施の費用を抑える
・キャンペーンを認知させる費用を抑える
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットユーザーの差別化:大手
・機能としての差別化:実施できるキャンペーンの多さと集客力あるアプリ
ヒートマップなどユーザーが実際にサイトをどのように閲覧しているかを調査するツールは色々あるが、
この情報をサイトから探せるか操作してみてくださいというタスク型のユーザビリティテストが
簡単にできるサービスってあまりないのではないでしょうか。(私は知りませんでした。。。)
『ghostrec』はこのタスク型のユーザビリティテストが簡単に実施できるサービスになっている。
でも動画は以下
以下のようにタスク型のテストができます。
1.特別に招待したユーザーのみタスク型のテスト画面が表示される
2.画面下にやってもらいたいタスクが表示される
3.やり終わったらタスクが完了できたかと難易度を入力する
こんな感じでテストが出来てテスト中のマウス動作は全て記録されているので、どのように
サイトを閲覧したかを確認することができます
料金はPVによる従量課金になっていて、0~5000PVまでで1PV20円になっている。
ユーザビリティテストはタスクに対してユーザーがどのように感じ、動いたかを観察するものなので、
このタスクが設定でき、手軽に実施できるのは非常にいいですね。
以下私が考えたポイントです。
【コンセプト】
・ユーザビリティテストをより簡単に実施できるようにする
【誰に対するサービス】
・UIを改善したいと思っているサイト運営者
費用をかけてユーザビリティテストが行えない運営者
【何を提供するサービス】
・お手軽なユーザビリティテスト
【解決する課題】
・ユーザビリティテストに関わる時間と費用の削減
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットユーザーにおける差別化は特にないかな
・機能としての差別化は一人一人のサイト内の動きが録画できる点
最近ネットで著名人の講座が受けれるサービスが流行っているがクリエイティブや経営などが
無料で学べる『creativeLIVE』というサービスを御紹介。
仕組みは生中継の場合は無料で見れるけど、過去の分を見る場合はお金を払わないといけない感じになっている。
日本では『スクー』が同じようなWeb上で講座が受けれるサービスを展開している。
スクーの場合、最近有料プランが登場し月525円で録画授業を見放題というプランになっている。
無料の場合は、録画授業は月1本しか見れない。
社会人は時間がないのでWeb上で著名人の授業が受けれるというのは非常に魅力的なコンテンツ
だが、生中継だけだと時間が合わないとまあ見れないよね。そしたらお金払いますというのは
非常に自然な流れでお金を払いそう。まあどれだけ魅力的な講座を集められるかという点が
一番重要にはなってくると思いますが。
以前チャット家庭教師『mana.bo』を紹介しましたが、こういったWebを使っての教育は
是非発展していってもらいたい。
成功するポイントは忙しい社会人をターゲットにし、電車の中で満足できる授業が受けれる
形式にできるかどうか。ネット上だけでなく特別懇親会などリアルな出会いに繋がるかどうか
とかもポイントなんではないでしょうか。
以下は私が考えたポイントです。
【コンセプト】
・手軽に著名人の授業が受けれる
【誰に提供しているサービス】
・クリエイティブや経営のことについて知りたいと思っているクリエイター及びビジネスマン
【何を提供しているサービス】
・普段聞くことができない著名人の考え方やHow to
【解決する課題】
・クリエイティブなことやビジネスでの課題点を解決する方法やきっかを与えてくれる
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットによる差別化:クリエイティブな授業、経営的な授業に絞っている
・機能の差別化:特にないかな
このサービスはなかなか面白い。オリジナルTシャツを作れるサービスは一杯あるが、どれも
最初の費用は自分で全部払わないといけない。払った後それを誰かにあげるか、売りさばくかという
流れだが『teespring』は、その最初の費用をクラウドファンディングで集めて、お金集まったらTシャツ作ってお金出してくれた人に
配送までやっちゃうサービスです。
ただクラウドファンディングなので目標枚数までいかないと当然作られることのないTシャツとなる。
キャンペーンのノベルティ的にオリジナルTシャツをこのサービスで作ってもいいし、
こんなデザインのTシャツがあったら売れるんではないか?ちょっと小銭稼ごうかなという
クリエイター支援としても利用できる。
CAMPFIREなどのクラウドファンディングは投資は募れるけど、募ったお金でサービスや
商品を作るのは全て自分というのが前提であるが、商品をTシャツに絞り目標枚数までいけば
製造から配送まで全部やるよというのが『teespring』の特徴だろう。
この費用がかからず誰でも作れるお手軽感が非常にいいと思った。俺も実際に作ってみた。
ステップ1
Tシャツのデザインをブラウザ上で決める。画像とかもアップ出来る。
ステップ2
目標枚数を決める。1枚当たり自分にいくらお金が入るかを設定する。利益なしもできる。
ステップ3
商品タイトルや募る期間、公開するURLを入力する。
これで終わり。実際に公開されています。
http://teespring.com/ninja
サービス側がとる手数料は国内配送(アメリカ)だと1枚当たり$3.85 + $.25、海外配送だと
1枚当たり$6.85 + $1となっている。
製造から配送までやるクラウドファンディングってデザイナーなどのクリエイターにとっては
かなり魅力的な仕組みだし、ビジネスとしても面白いですね。
以下、私が考えたポイントです。
【コンセプト】
・コスト0でオリジナルTシャツが作れる
【誰に提供しているサービス】
・ノベルティとしてオリジナルTシャツを作ろうとしている人
・オリジナルTシャツで小銭を稼ごうとしているクリエイター
【何を提供するサービス】
・コスト0での製造から配送までを行う
【解決する課題】
・製造コストを0にすることができる
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットの差別化はオリジナルTシャツ作成に絞っている点
・機能の差別化は
CAMPFIREなどのクラウドファンディングと比べると、製造から配送までやってくれる点
オリジナルTシャツを作れるサービスと比べると、製造コスト0で作れる点