『TRAPRO』はなかなか面白いプラットフォームだ。
社会にある課題を共有し、その課題に対して意見を表明できる。
面白いと思った点は扱っている課題の内容である。
・体重にとらわれた女性たち【摂食障害】
・“クリーン”エネルギーってなんだろう
・ももいろクローバーZ現象を探る
・日本の若者に増加傾向!HIV/AIDS問題!
・「うつ」から考える精神疾患への偏見
こんな課題を集め、議論し合うプラットフォームってなかったと思う。あっても記事が集まらず
過疎って終了~というのが落ちだろう。
ただこのサービスを運営している会社「リディバラ」は「”社会の無関心を打破する!”」という
のをコンセプトにしている会社であり、こんなのいいかもと思いポッと作ったサービスではなく、
本気でやっている感じです。
課題に関するツアーなども実施していて、例えばクリーンエネルギーについてもっと体験して
もらうために、「六ヶ所村エネルギーツアー」というツアー企画も行っています。
サイトで同じような課題を持っている人と出会い、議論しその課題のツアーに参加することで
リアルにその課題を体験して実際に解決するために行動していく。この流れが非常にいいですね。
社会的な課題が議論できツアーなどで体験できる。そして実際に課題を解決するため、
みんなで行動していく。そんなサービスになっていってもらいたい!
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・社会課題の百科事典を目指し、「社会の無関心を打破する」
【誰に提供するサービス】
・社会の課題に対して興味、関心、行動を起こしたいと思っている人
【何を提供するサービス】
・社会課題に対する発見と議論、そして体験と行動
【解決する課題】
・社会課題に対する知識と理解
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットユーザーの差別化:Yahoo!とかでニュースを見る層ではないな。課題に対して
深く議論をしたいと考えているユーザー
・機能としての差別化:ツアーに参加できる点