こんなこと思ったことはありませんか?
Twitter、Facebook、RSSリーダーと色々なサービスで情報を取得するが、
気に入った情報は一つのサービス、たとえばEvernoteに貯めこんでおきたい。
Evernoteは外部連携を結構しているので色々なサービスでワンボタンで
情報を貯めこむことができますが、これがReadabilityとかInstapaterだと、気に入った情報だけどこのサービスからだと、
貯めこめない!「ちっ」てなるときあるんじゃないだろうか。
上記は1つの例ですが、あるサービスの情報を違うサービスと連携したいというニーズは確かに大きい。
そんな課題を解決するのが『ifttt』。
40以上の外部サービスと連携して、あるサービスであることをしたらあるサービスであることをする
ということを独自に登録できちゃうというサービス。
ちなみにiftttは「if this then that」の略です。
以下の2ステップを登録することで利用できるようになります。
ステップ1
アクションを起こすきっかけのサービス(トリガー)を選びます。
たとえばTwitterでお気に入り登録をしたら、メールを飛ばすようにしたい場合、
トリガーはTwitterとなる。
ステップ2
トリガーのサービスを選んだらアクションを起こすサービスを選ぶ。
登録できるトリガーサービス
登録できるアクションサービス
登録したトリガー&アクションはレシピと呼ばれ、いくつでも作ることができます。
ユーザーが登録をしたレシピは一覧として見れるので、自分でトリガーとアクションを
定義しなくてもほとんどのユーザーはすでにあるレシピからやりたいことを
実現できると思います。
レシピ画面
このサービスが最初に出た時は「なるほど」と思った。
新しいサービスを作る時、このサービスのこの要素とこのサービスのこの要素が
一緒にできると便利だよねとか思うのだが、1つのサービスで色々できてしまうと、
逆に複雑になって使われなくなってしまうからなぁ~とよく自問自答します。
現在は色々なサービスを用途に分けて使い分ける人が多いため、
1つのサービスでできることをがっちゃんこするよりもサービスの懸け橋になるサービスを
作ったほうが、ユーザーにとって便利だし、使ってくれるユーザーを獲得する際に、
1から作るよりもかなり楽に獲得できる。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・あるサービスの情報を他サービスに保存したい、他サービスに送りたいというニーズを解決できる
【競合との差別化ポイント】
・競合はサービス提供側だが、itfffはサービスの懸け橋となるのでitfffが
獲得できるユーザーは連携しているサービスを使っているすべてのユーザーと母集団が大きい点
UIをシンプルにし手軽に使えて便利になるサービスってすばらしいですよね。
マネタイズは難しそうですが・・・