以前の本の感想をアウトプットするサービス『STICKIT』を紹介したが、今回紹介するサービス
『Booklap』は、本のなかで心に響いた一節をみんなで投稿し合うサービスとなっている。
漫画や映画の中でのフレーズは友達とかと話す時、あれいいよねーーーと盛り上がるもの。
俺の世代はドンピシャのスラムダンク世代なので、まあ安西先生の「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
は何度となく話題になった。
このサービスは本全般をフォローしているので、ビジネス書などのフレーズも出てくるが、
個人的には漫画とアニメに絞ったほうがおもしろかったんじゃないかと思った。
これはかなりパワーがありますよね。画と一緒だとさらに面白くなるが、著作権的に難しそう。
サービスとしては、興味のある分野や人をフォローしそれがタイムラインに流れてくる感じ。
漫画とアニメでいうと個人的に心に響いたフレーズは2つある。
スラムダンク最終巻、山王が負けて今まで負け知らずの選手に監督がいう一言
「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」
耳をすませば、でしずくが勉強そっちのけで小説を書いてその行動を認めた父親がいう一言
「でもな、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。」
いいよねーーー。こんなんで盛り上がりたいよねーーー。やっぱり漫画とアニメがいいなぁ~。
興味ありそうな本ってなかなか探せないので、フレーズという自分の興味が出やすい部分に
注目したのはかなりいいですね。このフレーズなんか心に響くな となって本を手にしてもらう
というのはいいですね。
フレーズを投稿できる人はそんな多くない気がするので、投稿内容はオープンのほうが、
より多くの人が色々な本と出会えるようになっていい気がする。盛り上がりそうだしね。
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・共感フレーズで興味ある本と出会える
【誰に提供するサービス】
・本好きで、フレーズ好きな人。
・本余り読まないけど何かいい本ないかなと思っている人
【何を提供するサービス】
・心に残るフレーズを投稿し合い、読んだことのない本と出会う
【解決する課題】
・自分が興味ありそうな本を探す手段が増える
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化:アマゾンは本を買う場所で「Booklap」は本を探す場所
・機能の差別化:フレーズ投稿