『Mixpanel』というアクセス解析はPV、セッション数、直帰率とかをみる解析サービスではなく、
ユーザー一人一人のアクションごとに解析ができるサービスになっている。
サービスの説明動画はこちら
どういうことかというと例えば会員制音楽サイトを例にとると、LPにランディングした⇒ログインした⇒音楽をダウンロードした
というユーザー一人一人のアクションを集計し例えば、上のように遷移したユーザーがどのくらいいるのかというのを解析できる。
一般的な解析サービスと言えばPV数だったり、セッション数がまず確認できて、コンバージョンが
あるサイトであればそのコンバージョンを設定して色々分析しますが、「Mixpanel」の場合、
コンバージョン(ユーザーのアクション)ありきで、そのアクションごとにアクションしたユーザーが
どのくらいいるのかを分析するというサービスになっている。
大きな違いはアクションありきというところとそれを行ったユーザー単位で分析ができる点だ。
PV数やセッション数をざっくりだすより、あるアクションを行ったユーザー何人と見えたほうがいいですよね。
Googleでもイベント変数使えばやれるがイベント変数ごとに分析しようとするとレポートがみにくいかも。
その点、アクションありきで作られている「mixpanel」はアクションを軸にどんなユーザーが
アクションしたのかというセグメント分析やファンネル分析、リテンション分析が見やすくなっている。
セグメント分析
ファンネル分析
リテンション分析
ただやはりアクションを定義するのに一つずつアクションが起こるところにjsを仕込まないといけないのはつらいですよね・・・
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・アクションしたユーザー像を浮き彫りにする
【誰に提供するサービス】
・コンバージョンをしたユーザーはどんなユーザーかを本気で分析したい人
【何を提供するサービス】
・アクションをしたユーザー単位に分析ができる
【解決する課題】
・アクションをしたユーザーの特徴(流入元とか)をとらえやすい
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
Googleが競合。ユーザーの差別化はないかな
・機能の差別化
Googleもイベント変数、アドバンスセグメントを使えば、コンバージョンしたセッションがどんな
ユーザーだったかわかるが、「mixpanel」のほうがUIが見やすいかも
ミッションインポッシブルの任務指令をご存じだろうか。知らない人に簡単に説明すると任務の
ビデオや音声を聞いた後、指令の録音が自動消去されるという物なのだが、Facebookが出した新しいアプリ
『Poke』はまさにそんなメッセージサービスになっている。
流れは簡単で、送る人と何秒で消えるかを選んで、テキスト、動画、画像を送信。
すると見た人は見た瞬間からカウントダウンが始まり、何秒後かにはもう二度と見れないというもの。
最初聞いた時消えてしまうメッセージにニーズってあるのかなと思ったが、使ってみると消えることが
わかっているため、今まで送らなかったメッセージを送ってやろうという感情が生まれてくるのがわかる。
この感情がこのサービスの肝なんだと思う。みんながはめを外して投稿しだし、俺ももっと面白い
画像や動画送ってやる!という循環が生まれてくるんだろうなと思った。
なかなか面白い画像や動画を送ることはできないだろうが、より面白いものを送ってやる!
という感情が生まれるメッセージサービスってなかなか面白いよな。
そもそも既存のメッセージサービスとは違い面白画像や動画を送り合うエンタメツールなんだろうな。
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・普通のメッセージサービスでは味わえない面白コミュニケーションが味わえる
【誰に提供するサービス】
・友達とよりはめを外したやり取りをしたいと思っている人
【何を提供するサービス】
・何秒後かには消えてしまうメッセージが送れる、受け取れるので、普通のメッセージサービス
では見れない面白い画像や動画が見れる
【解決する課題】
・消えてしまうことで、はめを外した面白いものを送ってやろうという感情が生まれ、
普通のメッセージサービスでは味わえない面白さが体験できるかも
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
snapchatとはガチ。
Lineとか普通のメッセージサービスとのターゲットユーザーの差別化は、やり取りはLineとかで
面白画像は『Poke』でやりとりという感じだろうか
・機能の差別化
数秒後に消える
ここ
以前の本の感想をアウトプットするサービス『STICKIT』を紹介したが、今回紹介するサービス
『Booklap』は、本のなかで心に響いた一節をみんなで投稿し合うサービスとなっている。
漫画や映画の中でのフレーズは友達とかと話す時、あれいいよねーーーと盛り上がるもの。
俺の世代はドンピシャのスラムダンク世代なので、まあ安西先生の「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
は何度となく話題になった。
このサービスは本全般をフォローしているので、ビジネス書などのフレーズも出てくるが、
個人的には漫画とアニメに絞ったほうがおもしろかったんじゃないかと思った。
これはかなりパワーがありますよね。画と一緒だとさらに面白くなるが、著作権的に難しそう。
サービスとしては、興味のある分野や人をフォローしそれがタイムラインに流れてくる感じ。
漫画とアニメでいうと個人的に心に響いたフレーズは2つある。
スラムダンク最終巻、山王が負けて今まで負け知らずの選手に監督がいう一言
「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」
耳をすませば、でしずくが勉強そっちのけで小説を書いてその行動を認めた父親がいう一言
「でもな、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。」
いいよねーーー。こんなんで盛り上がりたいよねーーー。やっぱり漫画とアニメがいいなぁ~。
興味ありそうな本ってなかなか探せないので、フレーズという自分の興味が出やすい部分に
注目したのはかなりいいですね。このフレーズなんか心に響くな となって本を手にしてもらう
というのはいいですね。
フレーズを投稿できる人はそんな多くない気がするので、投稿内容はオープンのほうが、
より多くの人が色々な本と出会えるようになっていい気がする。盛り上がりそうだしね。
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・共感フレーズで興味ある本と出会える
【誰に提供するサービス】
・本好きで、フレーズ好きな人。
・本余り読まないけど何かいい本ないかなと思っている人
【何を提供するサービス】
・心に残るフレーズを投稿し合い、読んだことのない本と出会う
【解決する課題】
・自分が興味ありそうな本を探す手段が増える
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化:アマゾンは本を買う場所で「Booklap」は本を探す場所
・機能の差別化:フレーズ投稿
『Strum』はかっちょいい動画を簡単に作れるサービス。動画のInstagramバージョンですね。
操作としては動画撮ってフィルター選んで終わり。フィルターは動画の見え方も変わるがバックに流れる音楽も変わる。
この音楽が付くのがいいですね。単純に動画の見え方だけ変えても面白くないが、音楽が付くだけで、
単純に歩いている動画が、何かの登場シーンとかに見えてしまうのは音楽のすごさ。
マネタイズは有料フィルタですね。結構面白いんだが既存のSNSに簡単に共有できなさそうなのがあれかな。
盛り上がり方としてはInstagramと同じですかね。誰でもフィルターつけるとかっこいい動画になる!というところでしょうか。
普段動画撮らないのだが、これを使って息子の動画を撮ってみたくなりました。
俺みたいなユーザーをいかに捕まえて、撮った動画が拡散しやすい環境になれば来そうですね!
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・誰でも簡単に人を惹きつける動画が作れる
【誰に提供するサービス】
・写真表現では満足できない、より豊かな表現をしたい人向け
【何を提供するサービス】
・何もしないとつまらない動画が素人でも楽しかったり、すごく見せることができる
【解決する課題】
・課題の解決よりもより面白い表現の提供かな
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化:
Instagramとユーザーはかぶりそう。写真表現では満足できないよりコアなユーザーになるのか
・機能の差別化:
写真でなく動画にフィルタが付けられ、音楽も付く
以前子供と親のコミュニケーションがとれるアプリ『Kinderpan』というサービスを紹介したが、
今回紹介する『PercyVites』も子供に関するサービスである。
『PercyVites』は子供の誕生日会の招待状に目を付けたサービスで、招待状を人気キャラクターが
登場する動画にできて、その動画の中に自分の写真や開催日を動的に埋め込めるようになっている。
招待状の動画は以下
上記動画中でキャラクターがポラロイドカメラで写真をとりますが、その時にポラロイドから出てくる
写真を動的に変えれて、紙飛行機や壁に書かれる開催日とかも動的に変更できます。
作成手順はシンプルです。
1.動画中に表示する写真と住所とかを入力
2.招待状を送る人のメールアドレスを入力
3.確認画面
4.料金確認
上記4ステップで終わり。
だれが参加できるかとかの管理もできるらしい。
招待状だけでなく、誕生日会に来てくれてありがとう動画も作れるらしい。
料金は以下のようになっている。
・招待状は1通$0.99
・ありがとうは1通$0.79
10人呼んだとしたら$10だから安い気がする。子供に言われたらお金だしちゃうなぁ~。
動画のバージョンが今ほとんどないが今後増えていく予定らしい。動画の内容が肝だが、
人気あるキャラとか使うと使用料が高そう・・・
以下、私が考えたポイント
【コンセプト】
・子供の催し事に関して招待~ありがとうまでをより楽しくさせる
【誰に提供するサービス】
・子供のお祝い事を催そうと考えている親
【何を提供するサービス】
・人気キャラが登場する動画の中にオリジナルの招待状を埋め込める
【解決する課題】
・課題というより単純な招待状を送るより送り主も参加者も楽しくなれる
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化:子供の催しものに絞っている
・機能の差別化:グリーティングカードのように画像でなく、動画になっていて参加者の管理もできる