『Little Black Bag』はなかなか新しい仕組みのECサービスです。
まず福袋の金額は2種類だけ。$29.95と$49.95。$29.95だと2から3アイテムが入っていて、
$49.95だと3から4アイテム入っている。普通の福袋と違うのは1商品は好きなアイテムを選べるという点。
自分で選んだ商品+何点かが安く買える。
ここまでならありそうなんですが、このサービスはここからがミソ。買った商品をサイト上で交換できるという機能があります。
気に入らなかったものと他人が買った欲しいものとを交換する。実際の福袋でもやりそうなことが
サイト上でできるというのがポイントです。
交換できる期間は決まっていて$29.95だと3日間。$49.95だと7日間だそうです。
期間が来たら実際のものが送られてくるという感じ。
サイトの特徴を説明している動画はこちら
結構斬新なサービスです。安くかって自分次第ではより魅力的な商品と交換できる。
ユーザーによっては色々な使い方をしそうですね。自分では欲しくないが欲しい人がいるのが
わかっている商品を買い、自分が欲しい商品と交換するとか。
結構粘り強く自分が欲しいものをお手軽に手に入れようと頑張らないといけないですが、そのへん
頑張れる人にとっては安く買えてほしいものが手に入る可能性があるのでいいのかも。
以下、私が考えるポイント。
【コンセプト】
・欲しいものが安く買える
【誰に提供するサービス】
・女性でファッションアイテムを安く買いたい人
【何を提供するサービス】
・自分ではあまり欲しくない商品と自分が欲しい商品を持っている人の商品と交換できる
【解決する課題】
・できるだけ安く買うことができる
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットユーザーの差別化:ショッピングする人のなかでも安く買うためには努力を惜しまない人
・機能の差別化:買った商品を自分が欲しい商品と交換できる
面白法人KAYAKが個人で電子書籍が販売できるサービス『Paberish』をリリースした。
サービス内容は説明した通りな感じで、サイトにテキストや画像を登録するとそれがPaberishアプリ内のストアに公開される。
アプリ内決済なので買うのはワンタップで終了。この辺はすごくいいよな。敷居が下がれば課金率は上がるからな。
書籍をアプリ内で販売するには読みたいといった人が10人集まらないとダメらしい。集まったら
Appleが審査を行い、OKであれば販売開始!
2冊目以降は10人の読みたいを集めなくてもOKらしい。2冊目以降もAppleの審査は必要なのかな?
その辺ちょっとわからないですがまあ必要でしょうね。
書籍を作るエディタが結構使いやすく作られています。
まずタイトル、概要、価格、カテゴリを入力する。
書籍本文はテキスト、見出し、リスト、表組、引用文、リンク、画像が選択できる。
テキスト
リスト
表組
こんな感じで組まれます。
それぞれの要素はドラック&ドロップで上限に移動できる感じになっている。
プレビュー機能も付いています。
自己出版にかかる費用もいらないのでこれでとりあえず出版してみようかなというニーズはあると思う。
サービスとして儲けるためには売れる著者をどれだけ引き込めるかということなのでその辺は
地道に売れる人をリクルーティングしていく必要がありそうですね。
以下、私が考えるポイント。
【コンセプト】
・個人でも手軽に出版できる
【誰に提供するサービス】
・自分で本を出版したいと思っている人
【何を提供するサービス】
・手軽に自己出版でき、アプリ内決済で売れる
【解決する課題】
・自己出版しようとしたときの手間と費用を軽減する
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットユーザーの差別化:出版したい人の中での差別化はないのかな
・機能の差別化:スマホで読める電子書籍が無料で自己出版できる
自社サイトのソーシャルボタンのクリック数が分析できるサービスはいくつかありますが、
他サイトのソーシャルボタンの分析ができるというのは新鮮だったのでご紹介。
サービス名は『Feedback』です。
使い方は単純で分析したいサイトのURLを入力するだけ。そうするとそのサイトの記事ごとに
どのボタンがどのくらいクリックされたのかが分析できる。日別の推移も確認できるようになっています。
他サイトの推移が確認できるので、同じようなサイトでどのような記事がより共有されているのかを分析するにはいいかも。
解析系って自分のサイトは深く解析できるサービスが色々ありますが、当然ながら他サイトを
解析できるものは少ないので、こういう他サイトのデータを蓄積してそれを解析サービスとして
提供するのはニーズがあると思う。(SEOの順位とかは普通にありますもんね)
メディア系サイトで使うと面白いかも。
以下、私が考えたポイントです。
【コンセプト】
・他サイトでどんな記事が人気なのかを分析する
【誰に提供するサービス】
・サイト運営者(特にメディア系)
【何を提供するサービス】
・他サイトのページでどのくらいソーシャルボタンがクリックされているかが分析できる
【解決する課題】
・どんな記事がアクセスを集めるのか競合分析する際に参考として使える
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットユーザーの差別化:メディア運営者がメインターゲット
・機能としての差別化:自サイトではなく他サイトのソーシャル分析ができる
AmazonがECショップサービス『Amazon Pages』をリリースしたようです。
一言で言うとAmazonのFacebookページ版みたいなものかな。
過去に紹介した個人でショップが開設できるサービスは以下。
・手数料が安い!個人でもECサイトが作れる『BASE』
・スマホで撮った古着を販売できる『Fril』
・Yahoo!がCtoCのお手軽ECサービス『Yahoo!バザール』をリリース
・お手軽古着販売!自分のファッションアイテムが販売できる『Material Wrld』
・2分でオンラインストアが開設できる『Stores.jp』
・スマホだけで手軽にCtoCのECサイトが作れる『microStore』
・ちょっとした1品を売れる『shoplocket』サービス
・いらないから近くの人これ買って!お手軽不用品処分サービス『Yardsale』
個人でECサイトを持てるサービスと違うところは、Amazonにある商品ならなんでも売れるということになっている点。
逆にいうと独自の商品をアップして売るみたいなことはできないっぽいです。
つまりもともとAmazonに商品展開しているブランドが売上アップのために、Amazon上に
特別にECサイトを作れるという感じになっている。
あと個人でもアフィリエイト感覚でAmazon上の商品をキュレーションして売ることができるっぽい。
このサービスの特徴はAmazon上にECサイトが持てるということだろう。
Amazonがマーケット作って流入対策してくれるとこれはかなり魅力的。
個人からすると在庫持たずにキュレーションでECできるのでこれもかなり魅力的だと思う。
登録したのだがまだ触れないのでちょっと早く触ってみたいな。
以下、私が考えるポイント。
【コンセプト】
・多くの人に商品、ブランドを認知してもらい、売上を上げる
【誰に提供するサービス】
・Amazonに商品があるブランド
・個人でキュレーションショップを運営したい人
【何を提供するサービス】
・Amazon商品のECサイトを手軽に無料で作れる
【解決する課題】
・法人からすると独自ページをAmazon上で展開できるので、認知拡大、売上拡大につながる
・個人からすると手軽に在庫持たずにショップが運営できる
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットユーザーの差別化:法人だとどちらかというと認知目的から使用するのが多そう
プロモーションの一環として使用して、売上に直結できるみたいな
個人は売りたいものがあるユーザーではなく、キュレーションで稼ぎたいユーザー
・機能の差別化:特にないかな
今まで手軽にECサイトが作れるサービスを色々紹介してきました。
・スマホで撮った古着を販売できる『Fril』
・Yahoo!がCtoCのお手軽ECサービス『Yahoo!バザール』をリリース
・お手軽古着販売!自分のファッションアイテムが販売できる『Material Wrld』
・2分でオンラインストアが開設できる『Stores.jp』
・スマホだけで手軽にCtoCのECサイトが作れる『microStore』
・ちょっとした1品を売れる『shoplocket』サービス
・いらないから近くの人これ買って!お手軽不用品処分サービス『Yardsale』
今回紹介する『BASE』も個人でECサイトが作れるサービス。
登録画面は以下のような感じ。
テーマを選ぶ画面は以下のような感じ。
機能的な差はほとんどないですね。特徴としては他のサービスより決済手数料が安いという点。
クレジットカード決済のみ3.6%+40円の手数料がかかる。売上を銀行に振り込んでもらう際に
発生する事務手数料は20,000円以下の場合500円かかる。
決済手数料は10%+αをとるところが多いなか3.6%は会社がマイナスにならない程度の
手数料なのでマネタイズは別で考えているのでしょう。
Yahoo!オークションでなく個人が簡単に売買できる、しかもソーシャルで繋がっている人に
ちょろっと入らなくなったものを売るというニーズはあるので、それをWebが支援するような
サービスはどんどん出てきてもらいたい。
以下、私が考えるポイント。
【コンセプト】
・無料で簡単にECサイトが作れる
【誰に提供するサービス】
・費用をかけずに物を売りたいと思っている個人及び法人
【何を提供するサービス】
・ECサイトを始めるまでの手間の軽減と費用の軽減
【解決する課題】
・手間と費用の軽減
【競合との差別化ポイント】
・ターゲットユーザーの差別化:ユーザーの差別化はないかなぁ~
・機能の差別化:機能としての差別化はこれからかな