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webサービスについてのレビューや思うこと

Webサービスの企画・制作・運営をしているプロダクトマネージャー。Webサービスについてのレビューや思うこと、今注目していることを書いていきます。

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わずか月200円で倉庫にいらないものを預けられる『minikura』

シンプルでわかりやすくよく出来てるなーという印象の『minikura』というサービス。
一言で言うと200円でいらないものを寺田倉庫に預けられるというサービス。

minikura

特徴の1つはその価格。200円で個人が箱一つに入るものを手軽に預けられるという点。預けられる量は、
最大20kg、三辺合計120cmサイズの箱になっている。

もう1つの特徴は、250円払うと箱の中身を倉庫の人が一品ずつ写真を撮ってくれて、Web上でどんな商品を預けたのかを
写真付きで管理できるというサービス。

特徴

写真を撮ってくれるのはいいですね。預けるということは長い間使わないものだと思うので、写真付きだと
どんなものを預けたのかがすぐ分かるので便利。

物を預けるということをWebサービスにし、低価格で手軽にした。これが何と言っても特徴なのだが、写真付きで
管理できるというアイディアはあーーそれ便利でいいね。使いたいと思わせるかなりいいアイディアですね。

あと面白いなと思ったのはクリーニングもしてくれるパック。

クリーニングパック

クリーニングしてから服をしまうということをやっている人は多いと思うので、これはニーズがある気がします。

預けるという行為に絞って簡単で手軽になることをコンセプトとして、ブレずに成長していったほしいサービスです。

以下、私が考えるポイント。

【コンセプト】
・物を預けるという行為を手軽にし、管理しやすくする

【誰に提供するサービス】
・個人ですぐには使わないが捨てられないものが多くある人

【何を提供するサービス】
・Webから手軽かつ管理しやすい方法で荷物を預けることができる

【解決する課題】
・ものが多くかだづかない人がかたづけることができ、管理をWeb上でできる

【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化:
倉庫業でいうと企業から個人をターゲットにした。
個人でものを預けている人の中でいうと箱1個という少量を預けたいユーザーをカバーした。

・機能の差別化:
Webから申し込みできる。
写真付きで管理できる。
低価格。

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複数ECショップの配送を自分でやらずに勝手に配送してくれる『ShipStation』

ShipStation』はECの配送を自動でやってくれるサービスです。しかも色々なECサービスを一括で管理できるので、
複数のECサービスを使って商品を販売している場合でも、『ShipStation』で一括で管理でき、配送もやってくれます。

ShipStation

提携しているサービスは以下28サービス。

提携サービス

できることは大きく以下3つ。

1.複数ECサービスの注文情報を一括で管理できる


2.配送ラベルを一括発行できる


3.条件付けができ、条件に合う物はこの配送サービスで配送などの自動マッチングができる


何といっても配送を自動でやってくるのはめちゃくちゃいいですね。販売者は売れる商品を登録すればよくて、
売れたらあとよろしくーという感じで配送は自動でやってくれる。

こういう既に展開されていてシェアを持っているサービスを束ねて課題を解決するサービスって非常にいいよな。
新しいターゲットを自ら呼び込む必要もなく、既にかなりのシェアがあるサービスがターゲットとなるため市場規模も計算しやすい。
そして課題が明らかになっているので使う側もイメージして使いやすい。

ECでいえばまさに配送部分のめんどくささは課題なのでいいサービスですね。
これに買う側は住所教えなくても商品届くとか、仲介者が商品を保証する機能とかあるといいのになぁ。

以下、私が考えたポイント。

【コンセプト】
・EC販売者の配送作業を軽減する

【誰に提供するサービス】
・ECで物を売っていて配送作業を軽減したいと思っている人

【何を提供するサービス】
・配送作業の軽減と複数ECサービスの注文情報の一括管理

【解決する課題】
・配送作業をしなくて済むのでその作業の軽減

【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
ターゲットが提携している28サービスを使っていれば全てのユーザーがターゲットになる
競合でなく共存できる立ち位置がポイント

・機能の差別化
配送作業を自動化できる
複数ECサービスを一括管理できる

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ソーシャルランチが就職支援サービスに

みなさん御存じだと思いますが「ソーシャルランチ」が学生就職支援サービスに大幅リニューアルするそうです。

ソーシャルランチ

今までは社会人がこの人と話して色々刺激とかアドバイスが欲しい!みたいなことができるのが魅力だったと
思うのですが、そこを一気に就活性をターゲットに変更という大胆な決断はすごいですね。

今までも学生が社会人に会えるのがいいみたいなデータがあったらしく、そこだけを狙ったほうがコンセプトが
明確になりコミュニケーションサービスとしては広がっていくという決断だったのでしょう。

ひとつ前のエントリーでレベルの高いCGクリエイターが集まるコミュニティー『CGHUB』を紹介しましたが、
ここでも思ったのはコミュニティーサービスは的を絞らないとなかなか難しいなという点。

レベルの高いCGがいっぱい集まるコミュニティー『CGHUB』

まず使う人としてはここにはこういう人が集まっているというのが明確に決まっていないと訪れようとしないからね。
ここにくるとこういう人とコミュニケーションが取れる!それにメリットを感じる人だけ集める!としないとなかなか難しい。

その点今回のソーシャルランチのリニューアルは非常にわかりやすく人が大いに集まりそうな気がする。

社会人にあまりメリットがないのでは?と思う人もいると思うが俺としてはエネルギッシュな学生に会えるのは
社会人としてもかなりメリットがあると思うんですよね。やっぱ夢に向かって純粋に突き進んでいる人と会うと
俺も頑張ろうって思うんですよね。その辺が社会人にはメリットがあると思う。

学生としてはメリットありまくり。特に就職活動は課題が山積みなのでそれを実際に希望会社、業界で
働いている人から聞けるっていいよね。

ソーシャルランチの就職活動が流行るとこれは社会にとってもいい流れだが、そこに会社の人事が
介入してくるとちょっと厄介だよな。社会人としては変なこと言えなくなるし、学生もこの情報が会社に
流れているとなると色々聞けなくなる。

マネタイズのために会社と組むという道はあるのかもしれないがその辺は排除したほうが盛り上がっていくと思う。
でもそうするとマネタイズがなぁー。会社と組んでも見せ方やルール決めで良さを損なわないやり方はあるかな。

あとは盛り上がってきたときに巨人リクルートが動いてきたときの差別化をどうするか。リクルートにできない
ことって会社とは組まない!ってところだと思うので、個人対個人でマネタイズできる仕組みがあれば事業としても
成功しそうだが俺にはまだ浮かびません・・・・

以下、私が考えたポイント。

【コンセプト】
・就職活動の学生が興味ある業界で実際に働いている人の声が聞ける
(よりバイアスがかからない声を追及していってもらいたい!)

【誰に提供するサービス】
・就職活動中の学生でサイトの情報だけでなく、興味ある業界で働いている人の生の声を聞きたいと思っている人

【何を提供するサービス】
・学生が興味持っている業界で働いている社会人と実際に会えて生の情報が取れる
・社会人はエネルギッシュな学生に会える。そこから優秀な人材を引っ張れる可能性がある

【解決する課題】
・サイト上にある通り一辺倒な情報でなく、実際にその業界で働いている人の生の情報が取得できることで
自分に合った業界が探せたり、就職活動対策ができる

【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化:
就職活動の学生の中で、より生の声を聞きたいと思っているユーザー
実際に会うというのはそれなりに敷居がたかいのでおのずとアグレッシブな学生に絞られてくる。
そこが逆にサービスの特徴になる。

・機能の差別化:
普通の就職活動サービスと比べると実際に社会人に会えるという点がでかい。
サイト上のやり取りより実際に会って話す方が数倍に魅力的だからな。

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レベルの高いCGがいっぱい集まるコミュニティー『CGHUB』

CGHUB』はレベルの高いCGが集まるコミュニティーサイトとなっている。

CGHUB

コミュニケーションがとれるForumだったり、皆が使っているツールが何かがわかるtoolsだったり、求人情報がある
jobsだったり、お題に対して皆が投稿しあったりと非常に盛りだくさんなサイトになっている。

驚かせられるのはその質の高さ。どうやったらこんな人たちが集まってくるのだろうか。どっかのCG会社と連携
しているのだろうか。恐らくCGクリエイターの人たちはこのCGHUBに登録して作品を公開することが一つの
ステータスになっているのかな。この状況になるまでにいったいどんな施策を実行してきたのかが非常に気になる。

考えるに成功要因はターゲットをCGクリエイターでとくに映画やTV、アニメーションやゲームなどのエンターテイメント
に絞ったところなんだろうな。

CGアーティスト同士で繋がりたい!抱える課題をネット上で解決したい!ということを常に考え、
それを実現する施策を打っていったのだろう。

その結果がForumだったり、使用しているツールの情報公開だったり、お互いに課題に挑戦する
challengesだったんだろう。

そのなかの一つで、恐らくマネタイズの一つになっている「CG Master Academy」との連携はいいですよね。
CGの有料授業をネットで受けられるサービスで、プロから教わるので、CGに興味をもったユーザーはこれに
結構ながれていくのではないだろうか。

2007年にCGアーティストたちが作り上げて今この規模。ぶれないコンセプトって一番重要ですよね。

以下、私が考えたポイント。

【コンセプト】
・CGに関わる人々と出会えてコミュニケーションが取れる

【誰に提供しているサービス】
・CGについてコミュニケーションをとり、課題解決や作品の紹介をしたい人

【何を提供するサービス】
・CGについての課題についてコミュニケーションをとったり、自己表現のために作品をアップしたりにつかう

【解決する課題】
・CGに特化しているため、CGについての疑問や課題について相談でき、解決できる

【競合との差別化】
・ターゲットユーザの差別化:
CGで映画、TV、アニメ、ゲームなどエンターテイメントに絞っている。

・機能の差別化:
formus,jobs,challengesなどCGに関わるコミュニケーションだけでなく、求人や皆で課題に挑戦とかができる

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お金を簡単に送金・集金できる『DWOLLA』

お金を簡単に送金・集金できるサービスが『DWOLLA』だ。

DWOLLA

例えば飲み会の時に友達からお金をもらわずに一括でカードとかで払う時はないだろうか。
そしてあまり会わない人からは徴収するのを忘れて損をするとかあるあるネタだと思うのだが、
そういうときにかなり使えるサービスだと思う。

Facebook、メール、電話、Linkedin、Twitterとかで友達に請求することができ、友達は
そこから支払をすることができる。

すごいところは手数料がめちゃ安いというところ。なんと$10以下だと無料なんだって!
それ以上でも1トランザクション25セントしかかからないというから驚き!!どこでマネタイズするのかは
ようわかりません!!

手数料

こんなサービス日本でもできるといいのだが単純に送金・集金だけのサービスだと資金決済法てきにNGなんだろうな。

スケジュール調整機能に決済とかつけてチケット販売的にお金が集められるようなサービスとかでてくると面白いよね。

以下、私が考えたポイント。

【コンセプト】
・手軽に手数料が激安で送金・集金できる

【誰に提供するサービス】
・個人で集金・送金したいユーザー(飲み会幹事とか)

【何を提供するサービス】
・誰でも簡単に資金を送金・集金できるようになる

【解決する課題】
・実際に会わなくても個人が個人からもしくは個人へお金を集金・送金しやすくなる

【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
競合はあえて言うなら銀行。だが現状手軽に集金できるサービスはないかなぁー

・機能の差別化
Facebook、メール、電話、Linkedin、Twitterでつながっていれば集金・送金できる点

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