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webサービスについてのレビューや思うこと

Webサービスの企画・制作・運営をしているプロダクトマネージャー。Webサービスについてのレビューや思うこと、今注目していることを書いていきます。

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グルメ検索アプリ『ホットペッパー フレンズ』

グルメアプリは色々あるがホットペッパーが似たようなのを出した。

グルメ検索アプリ『ホットペッパー フレンズ』

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アプリトップ

友達が勧める店がタイムラインに流れてくる。
現在地から友達がチェックインした店がわかる。

まあ、普通ですね。以前Rettyという似たようなアプリをインストールしていたのですが、使わなくなってしまった。その理由は同じアプリを友達が使っていなくて、一人ログ貯め状態となりつまらないからでした。

こういうソーシャル系のサービスを使うといつも思うのは、リアルな友達とのつながりを最初の前提にしてしまうと、周りは使っていないのでぽつーーーんとしてしまいつまらい。

ソーシャルグラフ前提でなくインタレストグラフを前提にしてもらえると興味あるタグをフォローしてそれをフォローしている人の情報が流れてくるので広がっていくと思う。

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ソーシャルランチの大学版

以前昼会というソーシャルランチサービスを使って同業種の方たちとランチを食べながらいろいろ情報交換をしたことがある。

最初参加しようかな、どうしようかなとものすごく悩んだがえいやぁーと登録すると案外楽しいものだ。そのあと利用していないけど、それは昼代が高くなっちゃうとかいろいろあってね。

今回リリースされたのそのソーシャルランチの大学限定版
週に1回テーマがあるらしくそれに参加したいと思う人は参加表明をする。
金曜にシステムが自動的にメンバーを決めて、本当に行きたい人はそこからメンバー同士で店を決めてランチをするらしい。

ソーシャルランチ

大学生限定なので許可されている大学のメールアドレスかすでにやっている人からの招待で利用することができるようになっている。

参加までの流れ

coffeeMeetingとか、ネットを通じでリアルに会うというサービスは普段の生活では会えないような人との出会いがあるためネットの特徴を生かしたいいサービスだと思う。ソーシャルランチは二人で申し込むという一人だと不安だという大きな課題を解決しようとしていて、今回の大学生版はそこ課題から考えると非常にいいポイントではないでしょうか。

大学生は良くも悪くも時間が自由でいろいろな人との出会いを常に求めている。
楽しそうであれば飛びつくというその特徴にソーシャルランチでほかの大学のひと、普段出会わない人と出会えるというのは非常に魅力的なのではないでしょうか。俺が大学生だったら参加しています。

出会い系にならないように価値ある出会いが提供できる市場になっていくためには、ランチ後の情報公開などがスムーズに行え、それがみんなに見れるようになるといいのではないかと思います。

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ソーシャルギフトサービス『BIRTHDAY CLAPPER』

個人的にソーシャルコマースやソーシャルギフトは興味があるサービスなのでちょろっと触ってみた。

『BIRTHDAY CLAPPER』は広告会社のセプテーニがやっているソーシャルギフトサービスです。

Facebookのアプリとなっています。

流れとしては普通のソーシャルギフトと同じ。友達の誕生日を祝うためにイベント作って、賛同する人がアプリ上でカード決済をする。賛同者は払うお金(口数)を選択できて、集まったお金の金額からプレゼントをもらう人がカタログから商品を選ぶというもの。

1.誕生日イベントを立ち上げる
誕生日イベントを立ち上げる

2.誕生日イベントに参加する
誕生日イベントに参加する

3.誕生日イベント盛り上げるために友達を誘う
誕生日イベント盛り上げるために友達を誘う

1口525円から参加が可能。
カタログの種類は以下6種類。

・525円~2100円
・2625円
・5250円
・10,500円
・21,000円
・52,500円

525円~2100円のお菓子は個人的に好きですね。
525円~2100円のお菓子

カテゴリー的には以下6種類。

・ビューティ&リラクシング
・キッチン
・ホーム
・ビジネス&ステーショナリー
・ホビー
・ベイビー

カテゴリー

キッチン用品はこんな感じ
キッチン用品

ホーム用品はこんな感じ
ホーム用品


Facebookを周りが使うようになってから誰かの誕生日というのをふと気付かされる機会が多い。
その時に手軽にプレゼントが贈れるのは素晴らしいことだと思う。

だが、プレゼントがカタログになってしまうのが個人的には微妙。
クリエイターに頼んでその人だけのオリジナルの作品(似顔絵とか)が贈れるようになるといいと思う。
そうすれば付加価値も付けれてサービス提供者としても手数料を取りやすくなり、何よりもらった側がうれしいと思う。

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17個のリーダー系サービスレビュー

17個のリーダー系サービスをいろいろ操作してみて、その特徴と機能比較表を作ってみた。

まずリーダー系サービスには大きく分けて以下4つの分類がある。


1.RSSリーダー
2.雑誌感覚でペラペラめくるリーダー
3.ソーシャルリーダー
4.後で読むリーダー



1はリーダーといえばRSSリーダーのようにRSSの情報を読むことに特化しているサービス。
昔からあるサービスなので2,3,4と比べると機能がかなり豊富。豊富すぎて設定画面を見ると
うってなるぐらい。RSSリーダーは設定画面で細かい調整ができ、使う人の好みに合わせられるように
なっているのが主流。オフラインで見れるサービスか否かが大きな境目となっている。

2はFlipboard、Feedlyに代表される情報を雑誌感覚でペラペラと見れるサービス。
1と大きく違うのは細かい設定や機能で差別化するのではなく、気持ち良い見せ方にこだわっている点。
タブレットで使うとかなり気持ちがいい。

3はTwitterやFacebookに流れる情報からURLのものを効率よく取得できるようにしているサービス。
Twitter、Facebookが登場して、RSSや自らネットサーフィンして情報を取得する時代から
個人が流す情報をいかに効率よくキャッチアップするかという時代になってきている。
ソーシャルリーダーは使っている人の興味を学び、それを自動的にまとめ、システム側が
オススメの情報を提示するという方向に向かっており、インタレストグラフを構築し、
機会学習を用いて情報を提示できるか否かが大きな境目となっている。

4は1,2,3と連携して気になった記事を貯め込んで、後で読むというサービス。
非常にシンプルでやることを絞っているため使いやすいサービス。
本文抽出をし、キャッシュしていかに素早くストレスなく記事を読めるかどうかが焦点となっている。


2と3は最近出始めた新しい情報取得スタイル。情報が爆発している現在において、いかに効率よく
情報を閲覧するかを考えた末に出てきたサービスですね。
4は結構昔からありますが、TwitterやFacebookなど情報が爆発している現在だからこそ、
利用者が便利だと思うようになったのだと思います。

それでは早速それぞれのサービスについての特徴と最後にまとめ、そして全てのサービスを横に並べた時の
機能比較表を下記に記載しまーす。

【RSSリーダー編】
(以下個人的おすすめ順です)
1.Byline
無料でWebサイトまるごとキャッシュができる点が特徴。無料でオフライン操作をしたい人にはこのアプリがオススメ。
細かい操作や表示設定でMobileRSSにできるがBylineにできないものがあり、それを使う側がどう判断するか。
個人的にはUIのつかいやすさはMobileRSS。

2.gReader
Androidユーザーであればこちらがオススメ。Webサイトまるごとキャッシュができる。Androidアプリでは、
NewsRobもサイトまるごとキャッシュができるがなんか不安定。NewsRob英語だし。
gReaderの方がUIもシンプルにまとめられている。

3.MobileRSS
個人的には結構好きです。UIも使いやすく機能もそろっている。ただオフライン機能がないため、地下鉄とかで
見る人はやっぱBylineですね。オフライン機能いらないのであればMobileRSSがオススメ。

4.Sylfeed
お金払ってもいいよと言う人はこちらですかね。Webサイトまるごとキャッシュができる。
一番の特徴は指を動かさずに記事が閲覧できるように工夫されている点。これは一回使うと癖になるかも。
フッタにあるボタン上に指を置き、指を左に動かすとスター、右に動かすと既読や上に動かすと記事スクロール
などができる。あとTwitterのツイートする際にテンプレートを設定できるのも特徴。
指動かさずに記事スクロールは満員電車の中で使うと感動します。

5.Reeder
お金払ってもいいよ。地下鉄とか乗らないからWebサイトまるごとキャッシュとかもいらないよ。
シンプルで洗礼されたUIがいいという方はオススメ。設定画面がないのが特徴で、色々細かいことを気にしないで
いいです。記事をフィード・時間別にソートできるので、フィード毎に記事を見たい人にはこのソートは非常にいい。

6.RSS flash g
Webサイトまるごとキャッシュができないが他の操作およびUIはまとまっている。
はてなブックマークの外部連携が唯一あるのが特徴。

7.NewsRob
AndroidのRSSリーダーでは結構有名。だが個人的にはこの位置。理由は何か動作が不安定であり、
メニューが英語であるという点。英語を読むのが人以上にストレスな俺。機能は非常に豊富です。
ただし同期ステータスバーが表示されないため、今何が同期されていてちゃんと同期されているのかが
わからないのは不便。

8.Feeddler RSS Reader
同期間隔が設定できないためNewsRobより下。Webサイトまるごとキャッシュはできないので
地下鉄ユーザーにはきついかも。

9.Google Reader
Webサイトまるごとキャッシュができないし、操作できる機能も少ない。
内部ブラウザがないのでサイトを見ようとするとブラウザが立ち上がるのは個人的には致命的。


【雑誌風リーダー編】
(以下個人的おすすめ順です)
1.Feedly
雑誌風リーダーといえばFeedlyかFlipboard。どちらも甲乙つけがたい。Feedlyを1位にした理由は
ブラウザのアドオンがあり、普通のブラウザでブラウジングしているときにFeedlyのお気に入りに登録できるためだ。
このアドオンは便利。情報は一元管理したいのでブラウザで閲覧しているときにリーダー系サービスにポストできる
環境が整っているのは非常に魅力的。その他の機能は差がないのでこちらが理由で1位にした。

2.Flipboard
甲乙つけがたいです。特徴としては多くのサービスと同期ができる点とFeedlyよりペラペラ感はFlipboardの方が
気持ちいい。より雑誌風にペラペラめくるのであればFlipboardの方がよいと思う。


【ソーシャルリーダー編】
(以下個人的おすすめ順です)
1位Crowsnest
最初使った時はちょっと衝撃的だった。いい記事であるかの指標にRetweet数が取り入れられており、
ソーシャルグラフを用いて情報の優劣をつけている。誰がTweetしたかでその人にとって重要な情報かを判断している。
まさに次世代のリーダーサービス。ただソーシャルグラフだけでなくその人のインタレストグラフも
考慮にいれて機会学習してくれると非常にイイ!HTML5で作成されているのでどの端末で見てもサイトが見れるが
ちょっと動きがモッサリしている。アプリが欲しい!!

2位Pulse News
1位とは大差がある2位という印象。ただiphone、ipad、androidで閲覧可能であり、色々なソーシャルサービスを
閲覧可能であるところがよい。UIとしては記事詳細にて一番下まで行った際に表示されるナビゲーションが特徴。
記事詳細から他の記事を探しやすいためこのナビゲーションは好印象だったので2位。ソーシャルグラフや
インタレストグラフを用いて情報が整理できるとよいのだが、そこを目指しているサービスではなさそう。

3位Paper.li
どちらかというとリーダーではなく、色々なソーシャル情報をキュレーションして公開する用途のサービス。
フォロワーが多くて情報が溢れかえり取得できない!!誰かいい感じにまとめてくれ!!!と言う方にオススメ。
自動的に情報をまとめ新聞みたいに情報を見せてくれる。ソーシャルリーダーならではで、システム側が
ユーザーに情報を提示するサービス。恐らくRetweet数でまとめている感じ。ただ更新が手動でできないため、
最新の情報を今取得したいということはできないのが痛い。

4位yomore
気になった情報をチェックして保存できるのが特徴。お気に入りのサイトはダウンロードしてオフラインでも
閲覧できる。ただこれと言って特徴がなくソーシャルリーダーとしてはまだまだこれからといった感じ。


【あとで読むリーダー】
(以下個人的おすすめ順です)
1位ReadItLater
あとで読むサービスと言えばReadItLaterかInstapaper。どちらもほとんど機能面は一緒。
唯一違うのが未読管理ができ記事の移動がスワイプでできること。この点でReadItLaterを1位にした。

2位Instapaper
Likedした記事が共有されソーシャル機能もついているのが特徴。未読管理や記事の移動が一覧に戻らないと
いけないためReaditLaterより使いづらく2位。


【まとめ】
17個のリーダー系サービスを使って思ったこと。

・Webサイトまるごとキャッシュは魅力的
・ペラペラめくるUIはやっぱり気持ちいいね
・Crowsnestのようにソーシャルグラフとインタレントグラフを用いた情報取得は今後中心になってくる
・後で読む機能はやっぱり便利だよね
・普通のブラウザで閲覧している時でもいつも使ってるリーダー系サービスにポストできた方がいいよね


上記5つが全てそろっているリーダーがあるといいんじゃね。と思った。
個人的にはCrowsnestのような機会学習を使ったサービスは非常に魅力的かつ楽しそう。
今後情報取得サービスはソーシャルグラフとインタレストグラフを使ってその人にとって
重要な情報を提示できるサービスが主流になってくるでしょう。

機能比較表は後日アップします。

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O2O(オンラインツーオフライン)は店舗側視点が重要

1月23に第8回ジオメディアサミットに行ってきました。テーマはO2O(オンラインツーオフライン)。
O2O(オンラインツーオフライン)とはインターネットからリアルの購買行動につなげることをいい、
代表例ではGROUPON(グルーポン)のクーポンやリアルの店舗に行くだけでポイントがもらえるスマポなどのサービスです。
詳しくは以下の記事をご確認ください。

O2Oの波(1)オンラインがオフライン経済を飲み込む【湯川】
O2Oの波(2) Miloで地元店舗の在庫を確認【湯川】
O2Oの波(3) バーコードスキャンが取り除くオンとオフの境界線【湯川】
O2Oの波(4)「攻めの体制整った」先陣を切ったeBayのO2O戦略【湯川】


2012年はO2Oが熱い!という感じになっていますが、今後O2Oがバズワードに終わってしまわないためには、
何が重要かと考えた時、
以下の2点かなと思っています。

O2Oが成功するための重要な要素
1.店舗側にとって売り上げが上がるイメージが付きやすい仕組みとなっていること
2.実際に売り上げが上がる仕組みとなっていること


当たり前ですがジオメディアサミットに行って改めて上記のことを感じました。
クーポン系のサービスはユーザーとして使う側からすると安くなっていいですが、
店側として本当に費用対効果あってるのかな?本当にリピートしてくれるのかな?よく効果がわからん。
となってしまったら終わりだと思います。(すでになっている気がするが・・・)

今後O2Oが普及するためには、ユーザーにとってもメリットがあり、店側にとっても実際に売り上げが上がる
仕組みとなっていることが非常に重要であると思っています。
(文字で書くと当たり前ですが、実現するのは結構難しいですよね)

こんな当たり前のことを実現する1つのポイントとなるのはNFCの普及ではないかと個人的には思っています。
NFC対応のスマートフォンが普及すると実際に店舗で買った人がチェックインなどができるようになり、
その人だけに次回割引クーポンなどが発行できるとかあるといいですよね。

さて来年の今頃はどのようになっているか楽しみです!

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