また月額定額で定期的にものを送るサービスを見つけたのでちょっと触ってみた。
今回定期的に送るものは家電や雑貨というかなり大きなものでサービス名は『YBUY』。
サービスの流れとしては以下のような感じ。
【サービスの流れ】
1.月額$24.95払うと、いい感じの家電や雑貨が毎月1個送られてくる
2.1ヵ月間使える
3.1ヶ月後、返却すると新しい家電や雑貨が送られてくる
上記の繰り返し。まあ$24.95でレンタルできるという感じですかね。
気に入ったものがあれば買うこともできるらしい。
サービスの流れ
クックパッドが『やさい便』という野菜の定期便サービスを開始しましたが、
定期便ビジネスはwebでは新しいマネタイズ方法の一つとなっていくのだろう。
今回のサービスのように大きい家電や雑貨を定期的に配送するというのは、今までに
なかったもので、定期便といえば消耗品を送るというのが一般的だった。
それをレンタルという形で定期便にしたのは発想として面白いですね。
ただ家電とか雑貨を定期的に試したいニーズが大きいかといえばどうなんだろうと疑問符は付きますかね。
どちらかというと実際の生活で使ってみていい家電や雑貨を発掘したいというニーズを満たす
サービスなんだろうな。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・家電や雑貨を実際の生活に取り入れながら色々試したいというニーズを解決する
【競合との差別化ポイント】
・家電レンタルが競合となるのかな。定期的に送られてくるところが一番の差別化ポイント。
けど自分で選べないのはちょっとね。
ナレーションなどの音声もクラウドで頼む時代になってきたようです。
『VocieBunney』は、音に関するものをクラウドで提供するサービスです。
ナレーションを付けたい文章があれば1ワード$0.06~お願いできるというサービス。
プランとしては以下4つがある。
Speedyプラン
文章をサービスに投げるとVocieBunneyがナレーションを付ける人を一人だけ選んで音声を付けてくれるプラン。
一番安くて速いプラン
Contestプラン
5人のナレーターが文章に対してナレーションを付けてくれて、その中から気に入ったナレーションを決めるプラン。
複数人から選べるのがポイント。
Castingプラン
10人のナレーターをオーディションして一人を選び、その一人にナレーションを付けてもらうプラン。正直Contestプランとの違いがよくわかりません・・・
Search-and-Bookプラン
ナレーターを選べるプラン。好きに選べるのがポイント。
今のところSpeedyプランしかリリースされていないっぽいです。
クラウドサービスで一番大きいのは『Amazon Mechanical Turk』ですかね。
全世界をまたにかけ、プロジェクトをクラウドで依頼できたり、マイクロタスク(サイトチェックや文章のチェックとか)を
数百人に依頼できたりとものすごいです。サイトチェックをするためにAmazon Mechanical Turkをよく利用していますが、
費用を低く抑えることができるため非常に重宝しています。
日本では『ランサーズ』が有名でしょうか。
このクラウドサービスの一番の魅力は、今までお金をかけないとできなかったことが、
低価格で利用できるという点でしょう。
会社に所属せずとも個人でもある程度お金儲けができるような環境が整ってくると、
大きな企業に高い料金を払わないとできないことが少なくなってきてかつ質の良いサービスが
出来あがってくると思うので、こういうサービスはどんどん盛り上がっていってほしいです。
このサービスが解決する課題を考えてみました。
【解決する課題】
・高いお金を払わないとナレーションを付けられなかったことが、低価格でナレーションを付けることができる。
【競合との差別化ポイント】
・音声に特化したクラウドサービスである点
クックパッドが新たなマネタイズ戦略を打ち出してきた。それが野菜を定期配達するサービス『やさい便』です。
サービスの流れとしては以下のような感じ。
1.定期的に配達してほしい農家を選ぶ
2.配達頻度を毎週or隔週から選び、届けてほしい曜日と時間も選ぶ
3.決済(クレジットカードのみ)すると配達される
価格帯は2つ用意されていて1,680円(税込・送料別)と2,680円(税込・送料別)。
配達してほしい農家は結構いろいろ選べます。
特徴としては配送されるときにお勧めのレシピも付いてくること。そしてこのサービスを
利用している人はクックパットの人気順検索が使えるという点。
レシピと合わせて提案するというのがクックパッドがこのサービスをやる強さだよな。
以前別のサービスで野菜を買ったことがあるのだが、せっかくいい野菜を買ったのだから
どう料理するのが野菜のうまみを引き立たせるのだろうと思い、レシピを検索しました。
その点今回のやさい便はお勧めのレシピも付いてくるし、クックパッドで人気順検索が
できるのでいいよな。
どのくらいのユーザーがこのやさい便を使うかなぁとちょっと考えてみた。
クックパットを使っているのは圧倒的に主婦。野菜を定期的に送ってくれるのは忙しい
主婦には便利かもしれない。
ただ野菜だけを定期配送されても他のものもスーパーで買わないといけないから、
スーパーに行く手間そのものを解消はできない。
どちらかというとレシピを選ぶ労力が一番めんどくさいので、1週間のお勧めレシピと
その材料を定期配達してくれたほうが主婦ニーズにあっているのではないだろうか。
栄養バラストかも考えられていれば最高!買い物しなくてもいいし、レシピも考えなくていい!なんか最高な気がする。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・普段あまり買わないおいしい野菜を手に入れることができ、野菜を買う手間を省ける
【競合との差別化ポイント】
・送った野菜のレシピが提案でき、クックパッドの人気順検索ができる
何かを定期配送してマネタイズするサービスは非常にビジネスモデルとして面白い。
ポイントは普段買わないけど定期的に送られてきたら便利だから頼んじゃうというものかな。
会社にお菓子定期配送しますとか受けそうな気がする。
結構昔からあったサービス『空想生活』を改めて触ってみた。
空想生活はユーザーがデザイン案や商品案をサイトに投稿し、それに対してユーザーが
欲しいものがあれば欲しいを投票するサービス。一定数集まり、バックアップする企業が
現れれば商品化されるという流れ。
コピーライトが2000年になっているので12年前にこのサービスが開始されたことに驚き。
今であればソーシャルファンディングなど、サイト上で支援を呼び掛け、資金を集める
サービスが注目されているが、12年前から同じようなコンセプトでサービスを運営し続けて
いる。
なんともまぁ先進的だったんだろう。FacebookやTwitterなどでソーシャルグラフが
理解され始めた今ならわかるが12年前の段階でサイトで意見を集め、商品化までしてしまう
という発想と行動力にはすごいの一言。
空想生活で商品化された商品を販売する通販サイト『cuusoostore』というサービスもある。
空想生活に関して言えば写真が大きく扱われていないため、なんかいいアイディアないかなぁ~
と探していてもちょっと探しにく印象がある。もっと写真などイメージを全面的に出すサイト
のほうが、印象に残りこれほしいかもと思うのではないかなぁ。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・商品を作りたい人にとっては、手軽に自分のアイディアに対してニーズがあるか計ることができる。
・商品化する企業にとっては、作る前からどの程度ニーズがあるか計ることができる。
【競合との差別化ポイント】
・Campfireは資金を集めることに特化しているが、空想生活はアイディアに賛同してくれる企業が商品化してくれるという点かな。
なんかこう昔に考え、実現していたサービスには頑張ってもらいたいものですよね。
頓知ドットが『tab』というインタレストグラフとGPSを組み合わせ、興味がある店が近くに
あるかを探せるサービスをリリースしたが、すごく単純なGPSリマインダーサービス『Spotus』とうサービスを触ってみた。
サービスとしては単純。行きたい場所を登録しておくとその近くに行ったらリマインドしてくれるというもの。
設定の仕方はアプリを起動して、行きたい場所を検索しピンするというもの。
使ってみて思うのは、ちょっとわざわざ行きたい場所をこのアプリを起動して登録するかなぁ~という点。リマインドがもらえるだけでは解決する課題が弱い感じですね。
tabのように何か気になった店をポチポチ登録して、ふと街を歩いた時に
以前気になっていた店が近くにあるらしいから行ってみようというシナリオなら
まだわかりますが、自ら店の場所を探し、それを登録するとなるとちょっとね。
気になった場所を写真とってそれをアップすると登録できて、その近くに行くと通知してくれる、
みたいな感じでもいいのかも。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・行きたい場所ややることを地図上にプロットでき、近くにいくと通知してくれるので、
その場所に行くことや、やることを忘れにくい
【競合との差別化ポイント】
・単純なTodo登録でなく場所にTodoをプロットできる点