一人でもくもくと考えていてもなかなかアイディアが広がらない。誰かと話すことでアイディアが
広がっていくことはものすごくよくある。
サービスについてユーザーがどのように思っているのか、感じているのかもより手軽に計れると
サービス提供者としては非常にうれしい。
そんな色々な人からアイディアを気軽に募れるサービス『Blabo!』が正式リリースしたということで
ちょろっと触ってみた。
トップには今アイディア募集中の案件が表示されている。
若者の投票率を上げる施策を一緒に考えてください、とか子供には絶対内緒のチャリティーサンタ!大人だけに広げるには?
とかなかなかおもしろそうな案件が掲載されている。
子供には絶対内緒のチャリティーサンタ!大人だけに広げるには?
最初サイトを見るまでは「ん~面白いのかなぁ~、アイディア集まるのかなぁ~」と思っていたが、
サイトに掲載されている案件を見て「なかなか面白いな」と思いました。
面白いと思った要素は2つありました。
1つ目はアイディア募集の案件内容が面白かった点。
2つ目は募集案件に対する色々な人のアイディアをみると「あーそういう発想新しい!」
という自分には思いつかないアイディアを見れる点。
上記要素がこのサービスを面白くさせているなと思いました。そして実際に自分でも投稿してみたいと思った。
人のアイディアが見れるのって面白いですね。
あと特徴的な機能としてはアイディアだし(ブレスト)が生で行われるライブがあるということ。
ライブもどんな感じになるのか参加してみたいと思った。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・色々な人から手軽にアイディアを募ることができる
【競合との差別化】
・社内SNSでアイディアを出し合っている場合はその辺が競合かなぁ~。
広くオープンにアイディアを募れるサービスって他にあるのかなぁ~
またまた定期配送サービスを触ってみた。今回のサービスは色々な専門家(セレクター)が
お勧めする詰め合わせギフトを定期配送してくれるというもの。サービス名は『HATCH』
自分が欲しいものを詰め合わせしてくれる専門家を選ぶとその専門家がお勧めするギフトが
毎月8日に届けられるという仕組み。
現在選べる専門家は以下6人だった。
・東京スパイス番長が選ぶスパイス 専門家:野口 信一郎
・美と健康のドライフルーツ 専門家:斉藤 祐介
・こだわり高品質のコーヒー豆 専門家:早野 允
・スタイリストによるスタイリング 専門家:武田 泰輔
・BIGLOVEが発掘する洋楽CD 専門家:仲 真史
・プロが提案するヘアケア 専門家:菅野 晃成
美と健康のドライフルーツ
お勧めギフトすなわちキュレーターがキュレーションしたギフトを定期購入するので、キュレーションコマースというらしい。
なるほど。はじめて聞きましたこの言葉。
定期配送サービスは大抵商品を限定して届けるものですが、『HATCH』はそこを商品を選ぶというよりも
この人がお勧めするものが買いたい!というニーズに答えるサービスになっています。
このニーズはすごく理解できます。あの人がお勧めする本を読みたいとかあの人がおいしい
と思う物はおいしいはずだから食べたい!と思うのはすごく当たりまえ。
むしろインタレストグラフなど趣味嗜好が近い人がお勧めするものを読んだり買ったりする
世の中なので今の時代に合っているサービスなんじゃないでしょうか。
『HATCH』のように一つに商品を絞るよりも専門家が何人かいて気になる人を選べると
商品カテゴリのバリエーションが増えるのでより多くの人にリーチができるが、どれだけ
専門家を集めることができるかがポイントになってくると思います。
その点その専門家(セレクター)にいち個人でもなれるサービス『BoxToYou』のほうが、競争力がある気がしますね。
ちょっと定期配送サービスを考えてみると大きく分けて2つの種類があると思う。
【定期配送サービスの種類】
1.手間だからある程度毎月消費するものを定期的に送ってもらうもの
2.ちょっと贅沢をして偶然の出会いを楽しみにするもの
お菓子の詰め合わせ配送とかは1に該当するもの。今回の『HATCH』やクックパットの
『やさい便』とかは2に該当するかな。むしろ今出てきているサービスは2がほとんどかな。
2はわざわざ買わないけど専門家がお勧めするものはちょっと買って楽しみたいというニーズを
解決するたぐいのもの。全体的な継続率は1が高いだろうが、2で満足するものに出会える
可能性が高ければ収益が高いものを継続して売ることができるようになるんだろうなと思いました。逆に満足しなければ1回でやめちゃうよな。この辺のバランスが難しい。
商品があまり専門的なものになると満足度のハードルが上がりそう。
一番いいのは日ごろ手軽に消費するもので定期配送されたら便利であるもの。
そしてその中でも一部偶然の発見があり楽しめるもの。
お菓子の詰め合わせが一番よさそうな気がしてきたなぁ。手軽に消費して、時々
新しいおいしいお菓子を発見できる。なんかいいような気がするなぁ~。
『HATCH』が解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・気になる専門家からお勧めのギフトが定期的に届くことで、普段買わない商品に偶然出会えて満足感と裕福感を味わえる?
【競合との差別化ポイント】
・色々な専門家からの定期配送を選択できる点
やさいの定期便『やさい便』、家電の定期便『YBUY』、ヘルシーお菓子の定期便『recmend』と、
記事を書いてきたがまたまた定期配送サービスがリリースされたのでちょっと触ってみた。
今回の定期配送サービスは『BoxToYou』というサービス。
特徴はズバリ定期配送が個人でも行えるようになり、定期配送で個人が収益を上げれる点。
今までの定期配送サービスは運営側が定期配送するものを選りすぐって配送していたが、
その定期配送する側にユーザーが参加できて、収益を上げれる仕組みになっている。
定期配送を買う人と売る人の場、マーケットを提供するサービスが『BoxToYou』というサービスです。
最初このサービスを知った時、「来たね、そうだよね、来るよね」という感じでした。
なんでもそうだと思うのですが、売れる商品を自ら考え、運営するのはかなり大変なこと。
やさいの定期便にしてみたり、家電やヘルシーなお菓子にしてみたりと試行錯誤の繰り返し。
実際に定期便を続けていくのも運営側としてはかなりの労力を使う。
であればオープンな場を作って売れる商品を提供できる人が儲けられるようにしたほうが、
より広がるし、儲けも大きいという発想にいきますよね。
思うは簡単ですが実際にサービスにするのは難しいですが、そこはさすがGrow!ボタンを
作った会社さんです。
あ、このサービスは投げ銭サービスで有名なGrow!さんが作られました。
『BoxToYou』もクリエイターが儲けられるサービスだと思うので筋が通ってますよね。
現在はα版のため、一般の方が定期配送をまだ提供していない状態っぽいです。
本リリースは8月末予定らしい。
Grow!CEOが提供している定期配送
出品者の手数料は売上の10%。購買者とのやり取りはFacebookのメッセージでやり取りを
行う仕組みになっていて、配送完了後に実際にクレジットカード決済が完了するらしい。
配送完了後に決済が完了する仕組みいいですね。
実際にオープンになると色々な運営側の問題が発生すると思いますが、是非盛り上げってもらい、
個人がより色々な方法で収益があげられる社会になればいいなと思っております!
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・定期配送サービスをより多くの人が提供できるようになる
【競合との差別化ポイント】
・定期配送をいちユーザーが提供でき、収益を上げれる点
クックパッドが初めたやさいの定期便『やさい便』、一風変わった家電の定期便『YBUY』などを
以前記事にしたが、また新しい定期便サービスを見つけたのでご紹介。
今回のサービスはヘルシーなお菓子を定期配達してくれるサービスである。サービス名は『recmend』。
お菓子の定期配達は会社に受けるだろうと以前も書いたが、単なるお菓子だけでなく
「ヘルシーなお菓子」としたところがこのサービスの特徴。
確かに女性にとってはヘルシーなお菓子のほうがジャンキーなお菓子より魅力的なので、
うけがいいかもしれませんね。個人的にはジャンキーなお菓子のほうが好きですけどねぇ~。
料金プランは3種類。
・GIFT用の$3.49/week(お菓子は8種類)
・PERSONAL用の$3.49/week(お菓子は8種類)
・PREMIUM用の$4.99/week(お菓子は14種類)
8種類1週間でおよそ280円。安いですね。会社向けとかだったらもっと種類と量が多く
料金の高いプランがあっても全然売れそうな気がします。
定期配送は消耗品で定期的に買うのはめんどくさいがあれば消費するものが最適だと思うので、
会社に備蓄するお菓子はまさにうってつけな商品だと思います。
それをヘルシーなお菓子という方向に絞る点。お菓子食べたいけどジャンキーなのはちょっと。
もう少しヘルシーなお菓子だったらいいのにというニーズをうまくくすぐるやり方だなぁ~と感心しました。
このサービスが解決する課題を考えてみました。
【解決する課題】
・会社などで定期的にお菓子を注文する手間を解消する
【競合との差別化ポイント】
・お菓子をヘルシーなお菓子に絞り、お菓子でヘルシーを打ち出している点
以前アイディアをサイトに投稿し、実際に商品化するというサービス『空想生活』というサービスを紹介した。
今回紹介するサービス『Quiky』もアイディアを投稿して実際に商品化するサービスなのだが、最大の特徴は
そのアイディアに助言やらリサーチをした人にも商品化した際にお金が入ってくるという部分である。
商品に対する影響度によって入ってくるお金が変わるらしいのだが、どのような計算で
影響度を出すのかは英語でよくわかりませんでした・・・
サービスアイディアに対して色々の人が貢献できるようにかなり細かく作られているサービスです。
サイトでそのアイディアに対してアンケートが取れたり、デザイン募集で来たり、コピーを
申し込めたり、料金について妥当か聞けたりと色々あります。
これらに対して影響度が計られ、協力してくれた人にお金が入る仕組みとなっています。
お金が入ってくるため協力者は質の高い意見を提供するのだと思うのですが、サイトを
みているとかなりいい感じでサイクルが回っている感じがします。
ここまでくるのにどのような試行錯誤があったのか是非聞いてみたいですな。
shopも持っていてかなりオシャンティーな商品が並んでいます。
空想生活と違う点がもう1点。アイディアを投稿するのに$10払わないといけないという点。
いいアドバイスがもらえる場だから成り立つんでしょうね。
このサービスが解決する課題を考えてみた。
【解決する課題】
・市場調査を手軽にしたい、商品に対するアドバイスやデザイン、コピーを書いてくれる人を手軽に探したいというニーズを解決する
【競合との差別化ポイント】
・クラウドファンディングは資金を集めるだけ、空想生活は賛同を得られる商品か
ユーザー投票で判別できるだけ。Quikyはリサーチやデザイン、コピーなどがサイト上で行え、
協力ユーザーに還元する仕組みがある