新しいEコマースサービス『Origami』がリリースされたのでちょっと触ってみました。
サービスとしてはタイトル通りEコマースを軸としてPinterest風のUIと店にチェックインできるForsquareの機能が付いた感じです。
まずはお店をフォローする。
するとホームにフォローした店の商品が表示されるようになる。
Pinterestと同じようにLikeとかができる。Pinterestと違うのはあくまでブランドショップのEコマースサービス
なので個人が好きな画像をアップするとかはできない。ただチェックインしてその時に画像をアップすることはできます。
Eコマースなんで商品をタップすると購入できるようになっている。
Forsquareのようにチェックインもできます。
ひとをフォローすることもできるのでフォローするとその人のチェックイン情報がホームに流れてきます。
使ってみて思ったのは普段から洋服やバックなどの買い物が好きで、つねに何かいいものがないかを気にしている人、
まあおしゃれ好きな人にとっては面白いんだろうなと思いました。自分は買い物好きではないので
ターゲットではないですねぇ。Pinterestと使うユーザー像は似ていて、機能的に違うのはEコマースが主体となっている部分。
他のEコマースとの違いを考えた
【独自でEC作った場合】
独自ドメインでECを作った場合、集客が一番ネック。その点Origamiに出店することで独自で
集客するよりもSNSによって効率的に集客できる可能性がある。
【大手モールに出店する場合】
多くの店があるため埋もれる可能性があるが、Origamiはフォロー機能があるので、気になっている
ユーザーに商品情報が届きやすい。反面フォローしてくれないと届かないのでブランドの魅力が
ないと辛いかな。
他のEコマースとの違いを考えるとSNSでの集客という点が最大の特徴ですね。個人が商品を販売する
個人間決済サービス、例えば「GarageSale」や「Fancy」ではSNSの機能を付けるというは多いですが、
ブランドが出店をし、SNSの機能付きでEコマースできるってのはなかったのかな。
個人的には揃えているブランドが結構有名どころだらけなので、結構儲けられるんではないだろうかと思う。
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・SNSで物を売る
【誰に提供するサービス】
・おしゃれ好き。おしゃれな服やバックなどをみるのが好きな人。
【何を提供するサービス】
・自分の感性的に気になった商品に出会える可能性が上がり、気になったら即購入できる。
・ブランド側は新しい販路ができ、売上があがる可能性がある。
【解決する課題】
・独自でECやったりモールに出品するよりも売上が上がる可能性がある。
【競合との差別化】
・ターゲットユーザの差別化
独自ECとモールはユーザーが買いたいものがあって検索して購買
Origamiは気になるブランドをフォローし日ごろからホーム画面の商品を眺め、気に入ったら購買
・機能の差別化
ECにSNS機能が付いている
以前身近にいるいいお医者さんを探せるサービス『BetterDoctor』というサービスを紹介しましたが、
今回も医者関連のサービスを紹介。
サービス名は『DoctorPage』で、サービス内容も同じような感じで身近にいるお医者さんを探せるというもの。
違いはネット上から予約ができるという点です。
住所と探している医者(内科なのか歯医者なのかとか)を選択すると医者の候補が表示される。
そこからいつ何時に予約というのがネット上でできる仕組み。
以前紹介した『BetterDoctor』は、身近にいるお医者さんが探せて、yelpで評価が確認できるサービスとなっていたが、
『DoctorPage』は評価はなく、予約できるというところに特徴をおいています。
マネタイズも違くて『DoctorPage』はお医者さんが月額の利用料を払って『DoctorPage』上で自分を
表示してもらい、そこから患者を引っ張ってくる、いわば広告的なビジネスになっています。
患者側からすると確かにネットで予約ができて待ち時間何分とかわかれば、それぐらいに着くように
自分で時間調整できていいですよね。
あの待合室でずーーーーっと待っている無駄な時間がなくせるのはいい。
「BetterDoctor」でマネタイズを考えた際、広告ぐらいしか思い浮かばなかったが、お医者さんにお金を
払ってもらうという考えになると色々やりようがある気がする。このサービスいいなと思ったのはまさにこの点。
ターゲットユーザーを医者を探したい人ではなく、患者をネットから獲得?したい医者としたのが
ターゲットユーザーの差別化になっています。
ただ現状月額なので、費用を成果報酬型にすると登録する医者が増えるのではないだろうか。
医者を探すユーザーとしてはやはり評価と口コミが欲しいが、医者側からすると嫌だろうな。
荒れない予防策としてサイトから予約し、実際に診察したユーザーのみ評価できるようにすると
正しい口コミと評価が上がってきそうだから、そんな仕組みにするといいかな。
医者を集める営業が大変そうだが、営業頑張ってある程度土台が整えられれば医者から成果報酬型でお金をもらうのは
ビジネスモデルとしてありだと思うな。
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・ネットから患者を獲得?できる
・ネットから探している医者を簡単に見つけられ、予約できる
【誰に提供するサービス】
・患者をネットから獲得?したい病院
・ちかくに求めている医者がいないか探している人
【何を提供するサービス】
・ネットから患者を獲得?できる
・ネット上で近くの病院の予約ができる
【解決する課題】
・小さい町医者が患者をネットから獲得?できるようになる(ここのニーズが大きければ成功するが大きいのかな?)
・探している医者が見つけやすくなり、予約もできることで探す手間と待合室での待ち時間のロスをなくす
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
医者を探したいユーザーでなく、ネットから患者を獲得したい医者側にフォーカスした点
・機能の差別化
予約ができる点
『BetterDoctor』は身近にいるいいお医者さんを探せるサービスです。
まずは、内科、小児科、産婦人科、歯科、眼科のカテゴリーを選択します。その後保険を選ぶと該当するお医者さんが表示されます。
アメリカだからまずは適応できる保険を選ぶんでしょうかね。医者の評価はyelpのレートを使っています。
このサービスを見ておいしい店は食べログが出てきたことで非常に探しやすくなったが、いい医者やいい病院は
未だにネットでは検索できない状態で不便だよなと改めて思いました。
結構引っ越しをしているほうなので新しい土地に行った場合にどこの医者にいったらいいのか、どこの歯医者が
いいのかが本当に迷う。ネットで口コミとか探すと地域の錆びれた口コミサイトが出てくるが実際に口コミが
投稿されているのは数件。これでは参考にできずだいたいやることはその病院のサイトに行っていい感じで
あるかで判断している。なんか実にあれですよね。
病院の口コミってすごく投稿数が集まると思うんだよな。あの先生は親身になって相談にのってくれたとか、
アトピーでいくつか病院にいったがこの病院だとよくなったとか。病院も競争してより医療サービスを
充実していったほうが世の中よくなると思うんですよね。レーティングをどうつけるかは非常に難しそうだが。
ただ料理とかだと飯好きの人が食べ歩いて色々な店の口コミを投稿できるが、病院の場合そうはいかないので
なかなかうまくいかないのかなぁ~。投稿するモチベーションを上げていく仕組み作りが難しいか。
考えてたらなかなか難しそうなのがわかってきたが、いい病院、いい医者を探したい!というニーズは
強いので、それが満たせるサービスができたら絶対にいいよな!!
以下、私が考えたポイント。
【コンセプト】
・身近にいるいいお医者さんが見つかる
【誰に提供するサービス】
・身近にいい病院、いい医者がいないか探している人
【何を提供するサービス】
・身近にあるいい病院、いい医者が探しやすくなる
いいかどうかはyelpのレートが大きな判断項目
【解決する課題】
・いい病院、いい医者を探す手段はほぼ口コミだったが、ネットでも手軽に検索できるようになり、
知らなかったいい病院やいい医者を発見できるようになる。
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
医療市場にターゲットを絞った点が大きな差別化。いい医療を探したい人のなかでの差別化は特にないかな
・機能の差別化
特にないかなぁ~
最近個人間決済サービスの記事ばかり書いている気がするが今回も個人で簡単にサイト上で販売ができるサービスのご紹介。
以前紹介した個人間決済サービス以下。
・価格を購買者が決めれる新しい個人間決済マーケット『GarageSale(ガレージセール)』
・掲載されている商品が全て魅力的!ソーシャルコマースサービス『Fancy』
・オークションよりも手軽に個人でネット販売が開始できる『忍者ShopBoard』
・AmazonがECショップサービス『Amazon Pages』をリリース
・手数料が安い!個人でもECサイトが作れる『BASE』
・スマホで撮った古着を販売できる『Fril』
・Yahoo!がCtoCのお手軽ECサービス『Yahoo!バザール』をリリース
・お手軽古着販売!自分のファッションアイテムが販売できる『Material Wrld』
・2分でオンラインストアが開設できる『Stores.jp』
・スマホだけで手軽にCtoCのECサイトが作れる『microStore』
・ちょっとした1品を売れる『shoplocket』サービス
・いらないから近くの人これ買って!お手軽不用品処分サービス『Yardsale』
今回紹介するサービスは『MOON CLERK』。
今まで紹介してきた個人でも簡単にネット上で販売ができるサービスなのだが、違うところは決済ページを
サイトに埋め込むことができるところ。下記に実際に埋め込んでみた。
個人でも簡単にネットで物が売れるサービスをいくつか紹介してきました。
・価格を購買者が決めれる新しい個人間決済マーケット『GarageSale(ガレージセール)』
・掲載されている商品が全て魅力的!ソーシャルコマースサービス『Fancy』
・オークションよりも手軽に個人でネット販売が開始できる『忍者ShopBoard』
・AmazonがECショップサービス『Amazon Pages』をリリース
・手数料が安い!個人でもECサイトが作れる『BASE』
・スマホで撮った古着を販売できる『Fril』
・Yahoo!がCtoCのお手軽ECサービス『Yahoo!バザール』をリリース
・お手軽古着販売!自分のファッションアイテムが販売できる『Material Wrld』
・2分でオンラインストアが開設できる『Stores.jp』
・スマホだけで手軽にCtoCのECサイトが作れる『microStore』
・ちょっとした1品を売れる『shoplocket』サービス
・いらないから近くの人これ買って!お手軽不用品処分サービス『Yardsale』
以前紹介したStores.jpが非常にいけいけな感じです。
ここ最近オフラインのサービスを立て続けに出しています。
プロカメラマンによる無料商品撮影サービス
ストアカード無料サービス
ストアカードはStores.jp上のサイトを紹介する名刺みたいなカード。リアル店舗とかを持ってるひとは
それを店においてオンラインでも買ってもらうようにする販促の品ですな。
ストアロゴ無料制作サービス
梱包用段ボール&ガムテープ無料提供サービス
サービスの機能追加ではなく、こういったストアを運営するにあたって必要となってくるオフラインの物を
無料で提供しオーナーを助ける方向に注力しています。
しかも全て無料という思い切った施策です。普通に考えたら赤字になるので有料プランで提供と考えそうですが、
そこを無料で提供しユーザーを一気に囲いコミその中から有料ユーザーを増やしたほうが収益が上がると考えたのでしょうか。
それとも今一気にユーザーを獲得しにいくぞ!ということでぽんぽん出しているのでしょうか。
両方な気もします。
ECは集客が一番ネックなのでその辺の施策も提供されるといいが、これは結構難しいかな。
モール形式にするとそれぞれのストアの色が違うので、うまくまとまらなそうだし。
ただサービス開始4か月で黒字化を達成していて、これからも勢いは増していくでしょう。
この調子で個人決済市場を盛り上げていってほしいな。
【コンセプト】
・小売店主みんなが手軽にオンラインストアを開設できる
【誰に提供するサービス】
・オフラインで小売りをしているオーナー
【何を提供するサービス】
・手軽にオンラインストアが開設でき、梱包作業などのオフライン作業も低減してくれる
【解決する課題】
・ネットの知識が特になくてもオンラインストアを開設できるため、販路が広がり売上が上がる
【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
既に商売やっている人がメインターゲット。個人で不用品を売りたいという人向けではない。
当然1人とか2人など少人数にやっている店がターゲット。
・機能の差別化
オフラインサービスが無料で使える点。