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webサービスについてのレビューや思うこと

Webサービスの企画・制作・運営をしているプロダクトマネージャー。Webサービスについてのレビューや思うこと、今注目していることを書いていきます。

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スキャンしなくても名刺をデジタル管理できる『CARD』

今回紹介するサービス『CARD』は名刺のデジタル管理サービス。よくあるサービスですが特徴として
名刺を自分で一枚一枚スキャンしなくていいという点。



スキャンとかメンドクサイ作業は一切なく自動で名刺管理できる。適切に言うと連絡帳が自動で作られるというサービスになっている。

どうやって自動で作るかというとメールの署名を解析して登録していくらしい。この発想はなかったなぁ~
と思いました。ただしメールサーバーのID、PWを登録するというセキュリティ的にはハードルが高いので
この辺利用ユーザーがどう感じるかですね。ある程度大きい会社では使えないので小規模だったり、個人で
やっている人がターゲットになってくるんでしょう。

名刺管理のサービスって結構昔からありますがどれも成功しないですよね。成功しない理由はわざわざ自分で
1枚1枚スキャンや打ちこまないといけないというめんどくささが一番の要因だと思う。

サービスとして一番重要なのはユーザーの課題を解決することであり、その課題として一番大きなニーズが
あるのが、メンドクサイを解決するだと思うので、セキュリティとの兼ね合いでどこまで広がっていくか楽しみなサービスです。

以下、私が考えるポイント

【コンセプト】
・自動入力で手間のない名刺管理を実現

【誰に提供するサービス】
・フリーまたは小規模な会社に勤めている人で、社外の多くの人とやり取りしている人

【何を提供するサービス】
・デジタル名刺管理の自動化

【解決する課題】
・デジタル名刺管理に必要だったスキャンや情報の打ち込みをなくし、自動化することでメンドクサイを解消

【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
ユーザーの差別化は特にないかな

・機能の差別化
情報入力を自動化した点

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結婚式の二次会やパーティーの出欠確認&会費を事前に集金できる『Bouque.me』

Boutque.me』は結婚式の二次会やパーティーの出欠確認を事前にwebででき、会費も事前に集金できちゃうサービスです。



イベントの出欠確認や会費を事前集金するサービスは以前も紹介しました。

手数料が定額制のチケット販売サービス『Ticketbud』
イベント告知&チケット販売ができるサービス『everevo』
スマートフォンでチケットもぎりができる『tixee』

『Boutque.me』は結婚式の二次会に絞っているところがポイントです。
参加者も多く単価が高いのでビジネスにはもってこいの市場ですね。

『Boutque.me』と他のイベント出欠管理サービスとの違いは、他のは作ろうと思えば誰でも適当なイベントが
作れるのに対して『Boutque.me』はWeb上で申込を行うと担当者から連絡があってその人とやり取りして
Webページを作っていくという流れるなっていること。

担当者を置き、Webだけで誰でも作れるようにしないことで悪いことに使われないようにしているのでしょう。

あとWebが苦手な人にとっては直接色々話を聞ける方が便利なんだろうな。

個人的にはWebだけで完結できたほうがスケールしていいと思うんだけどなぁー。

以下、私が考えたポイント。

【コンセプト】
・結婚式の二次会をスマートに

【誰に提供するサービス】
・結婚式の二次会幹事

【何を提供するサービス】
・結婚式二次会の出欠管理と集金
・二次会の写真共有

【解決する課題】
・幹事の出欠管理と集金の手間を軽減する

【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
結婚式の二次会に絞っている点

・機能の差別化
特になし

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アプリプロトタイプを簡単に作れて実機で動作確認できる

今回紹介するサービスはアプリプロトタイプが簡単に作れるサービス『Fluid』です。



アプリのプロトタイプが作れるサービスはだいたい自分でワイヤーフレームを何かしらのソフトで描き、
その画像をアップしてタップしたときにどの画面に遷移するかを設定するというのが多い。

以前紹介した『POP』も上記のような動作をするサービスです。

あとだいたい有料です。30日間の無料トライアルがあってその後有料となるのが多い。

今回紹介する『Fluid』は以下の点が他のサービスと違います。

1.無料でも期間なしに永遠と使える。ただし1プロジェクトしか作れなくてしかも1プロジェクト中の
画面は10ページまで。簡単なアプリであれば問題ないですね。




2.わざわざ自分でワイヤーフレームを何かしらのソフトで描き、画像をアップロードする必要がない。
予めAndoridやiPhoneのパーツが用意されているのでそれをドラック&ドロップしていくことで
画面を作ることができます。



このパーツがかなり豊富なためわざわざパーツ自体を作らなく済むのは非常に楽です。


3.実機で動きを確認できる


この3点は使う側からするとかなり嬉しいですね。小さなアプリでどのような動きにしたほうが
使いやすいかを検討するのには無料でいけると思います。そしてわざわざ何かのソフトでワイヤーフレーム
を描かないでいいっていうのは楽ちん。手間がかなり減ります。

プレビューがPC上でしか動かないようなサービスもあるのですが、『Fluid』は実機で動作を確認できます。
スマホアプリの場合、実機画面で実際に操作してみないと使いやすさがわからない点もあるのでこれはかなり嬉しい。

あとは一般的な機能として各パーツに対してタップするとどのページに遷移するかとかが設定できます。



ページ遷移するときのアニメーションの仕方で左にスライドするとかも選べます。



無料で永遠に使えて、パーツをドラック&ドロップするだけで画面が作れ、実機で動作が確認できる。

これを求めたら『Fluid』が一番いいと思います。

以下、私が考えたポイント。

【コンセプト】
・手軽で実機確認できるアプリプロタイプ作成

【誰に提供するサービス】
・アプリ開発者で手間無くプロトタイプを作り実機で操作感を確認したい人

【何を提供するサービス】
・アプリプロトタイプ作成の手間軽減と実機による操作感の確認

【解決する課題】
・アプリプロトタイプ作成の手間を軽減
・使いやすいUIを早い段階で実機で確認できるので、UI工数を削減できる

【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
ユーザーの差別化は特にないかな

・機能の差別化
制限はあるが無料で使える点
パーツが豊富でドラック&ドロップでプロトタイプが作れる点
実機で確認できる点

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山田進太郎氏が作ったフリマアプリ『メルカリ』

今日紹介するサービスはフリマアプリの『メルカリ』です。

メルカリ

以前紹介したC to Cネット販売系サービスは以下。

デザインアップすると製品化してくれて販売、配送までやってくれる『Creatty Store』
写真撮ってアップすると勝手に値段付けてくれて売れたら配送もしてくれる『Sold』
決済ページを簡単に作れてサイトに埋め込める『MOON CLERK』
価格を購買者が決めれる新しい個人間決済マーケット『GarageSale(ガレージセール)』
掲載されている商品が全て魅力的!ソーシャルコマースサービス『Fancy』
オークションよりも手軽に個人でネット販売が開始できる『忍者ShopBoard』
AmazonがECショップサービス『Amazon Pages』をリリース
手数料が安い!個人でもECサイトが作れる『BASE』
スマホで撮った古着を販売できる『Fril』
Yahoo!がCtoCのお手軽ECサービス『Yahoo!バザール』をリリース
お手軽古着販売!自分のファッションアイテムが販売できる『Material Wrld』
2分でオンラインストアが開設できる『Stores.jp』
スマホだけで手軽にCtoCのECサイトが作れる『microStore』
ちょっとした1品を売れる『shoplocket』サービス
いらないから近くの人これ買って!お手軽不用品処分サービス『Yardsale』

フリマアプリといえば「Fril」ですね。噂ではかなり儲かっているらしいです。なんでも1日1000万円の取引があるとか。すげーな。
「メルカリ」はウノウをZyngaに売却した山田進太郎氏が手掛けたサービスとして注目を集めました。

実際にアプリを触ってみると出品されているのは服やアクセサリーが多いですね。

「Fril」はアプリを起動すると最初に服の好みやサイズが聞かれてそれに答えるとそれにあった商品が
タイムライン形式でずらーーっと表示される仕組みになっている。その点「メルカリ」は商品を
カテゴリに分けて表示しており、「Fril」にあるお気に入りの人をフォローするとその人の商品が
タイムラインに流れるというようなソーシャル要素はない。

個人的に「Fril」が成功した要因は若い女性に絞ったことと、嗜好にそった商品がタイムラインに
ずらーーーと表示されるという点だと思っているので「メルカリ」はその辺ちょっと劣っているかな
という印象。

最近C to Cで決済できるサービスが盛り上がっているが大きくマーケットに出品する方式とストアが簡単に
作成できる系にわかれている。個人的にはストアが作れても集客手段が厳しいのでマーケット方式の
ほうが儲かる気がするんだがどうなのだろう。

お互いに共通しているのはファッション系の出品が圧倒的に多いという点。やっぱ個人だとアクセサリや
服とかの出品が圧倒的に多くなるんだろうな。

ファッションだけでなくクリエイター自身の作品を手軽に販売できる場まで広がり盛り上がってくると
よいクリエイターが手軽により稼げる社会になるのでいいと思うんですよね。

以下、私が考えるポイント。

【コンセプト】
・スマホのみでなんでも手軽にネット販売できる

【誰に提供するサービス】
・個人で売りたいものがあり、手軽にネット販売したい人

【何を提供するサービス】
・スマホで商品を撮るだけでネット販売できる

【解決する課題】
・オークションだと手間と費用がかかるが、「メルカリ」だとタダで手軽にネット販売が開始できる

【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
独自のストアを簡単に作りたいユーザーではなく出品して商品を売りたい人
「Fril」との差別化はファッションだけでない点

・機能の差別化
特にないかな

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スタンプの次は動画?動画でコミュニケーションとる『unda』

動画サービスってなかなか流行らないですよね。昔は端末やネットワークが貧弱だったりしたせいも
あっただろうが、やはり動画を撮るというのはそれなりに手間だからなかなかやらない。

そんななか最近動画サービスでヒットしそうなのがちらほら出てきた。
以前紹介した数秒で消えるメッセージアプリ『Poke』や6秒という短い時間の動画を共有できる『Vine』など
なんか面白くなりそうな動画サービスが出てきている。

今回紹介する『unda』も動画サービスなのだが、親しい人と動画でやり取りできるサービスとなっている。

unda

Lineの動画特化バージョンといったところでしょうか。スタンプの次は動画が来る!って感じなのかな?

実際に動画を撮って送ってみたが作業的には非常に簡単。送る相手を選び、撮影するのだが画面の
丸いエリアに指を置いている間は録画され話すと録画が終わるという感じ。そしてそのまま送れる。

動画録画

Lineのようにグループもある。自分を撮っての動画メッセージは撮るのが恥ずかしくて流行らなそうなので、
自分を撮るのではなく何かの対象物を撮ってメッセージを伝えるといった使われ方をするのでしょうね。
例えば奥さんが小さい子供の様子を撮って旦那に送るとかはイメージつくかな。

「vine」はユーザー数を集めていますがこれは動画でメッセージをやり取りするものではなく、面白動画を
投稿するといった形で流行っているので、面白い場面や感動する場面を個人やグループに送る際に使われるのかな。

個人的には日常のやり取りに関して動画を使ってやり取りするのではなく、特定の場面を動画で伝えたい時に
使われていくのではないかと思う。

以下、私が考えるポイント。

【コンセプト】
・簡単かつ速く動画メッセージが送れる

【誰に提供するサービス】
・よりリアルな感情や場面を個人やグループに対して送りたい人

【何を提供するサービス】
・動画で個人やグループにメッセージを送れる

【解決する課題】
・テキスト、画像では伝えられない面白さや感動などといった場面や感情を伝えられる

【競合との差別化】
・ターゲットユーザーの差別化
よりリアルに感情や場面を伝えたいと思っている人

・機能の差別化
動画でメッセージが簡単に送れる

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